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私の音楽日記

自宅でギター教室を営むかたわら、月例コンサートをささやかに続けています。


伊勢市クラシックギターを楽しむ会の特別企画、「ギターの個展2023」をなんとか終えました。相変わらず「なんとか」ですね。好きでやっていることなのに、いつもふうふう言いながら当日を迎えます。
今回、自作曲や自分の編曲作品をいくつも入れ、そのうちの一部ではなんだか難しいなと感じました。さらに、「これは危険だな」と思ったときには、その場の判断で運指を変更したり、音を抜いたりしました。
書いた本人が弾くのだから一応は許容範囲でしょうが、許す許さないはどうでもいいことで、本質的にはいい音楽かどうかだけです。
もっと言えば、お客さんにとっては、オリジナルか既成の曲かどうかよりも、本当に楽しんで帰れるかどうかの方がずっと重要です。いい音楽が提供できているかどうか
、何を弾く場合でもたえず問い直さなければなりません。


私のホームグラウンド、伊勢市クラシックギターを楽しむ会の特別企画「ギターの個展2023」まで、あと2日となりました。
私は月例コンサートをやっている関係で、レパートリーの維持管理には人一倍気をはらっています。つまり、本番が近づいてきても弾けなくなると後が大変と思い、次回以降のコンサートで弾く曲の通し練習も並行して継続的に進めてはいるのです。
実はこのところ、あまりそれができていません。でもそれはごく普通のことでしょう。弾かない曲の心配をするより弾く曲の心配をもっとすべきです。今回は大丈夫だから先のことを考えようというのはあまりにも能天気です。練習に戻ります。


今週末のコンサート(特別企画)では「無伴奏チェロ組曲第3番」(バッハ)から4曲を抜粋して弾きます
この組曲全曲(6曲)の演奏は若い頃から何度か挑戦しましたが、どれだけ練習しても、毎回毎回必ずどれかの曲で手痛いミスを乱発してしまうので、還暦を迎える前に「背伸びしすぎか」と思ってやめてしまいました。以後、「クーラント」「サラバンド」「ジーグ」の3曲を弾くことが基本になっています。今回はこれらに「前奏曲」を加えることにしました。
実はこの曲が、6曲中一番早くから弾いていた曲です。にもかかわらず何年間も棚上げしてしまったのは、この年齢になって左手指の関節が硬くなったのと力がなくなってきたのとで、弦を押さえきることが難しくなったためです。今回、久々に運指を見なおしたところ、全然合理的でない指使いで長年弾き続けてきたこと、そしてそれを修正すれば今の自分の指でもさほど無理なく弾けることがわかりました。そしてまたプログラムに入れたくなりました。
「音が出れば大丈夫」というほどバッハはやさしくありません。けれども「まだ手放さなくていいな」と思えるようになったのは大きな収穫です。


つい先日まで汗と暑さで弾けないと嘆いていたのが、指が冷えて弾けなくなる心配をしなきゃと思うようになりました。急に秋が来ましたね。
今度のコンサートでは、今年編曲した楽曲をいくつか入れています。ウクライナの歌曲「また秋が来て」もそのひとつです。日本では、「キエフの鳥の歌」もしくは「キーウの鳥の歌」という曲名がついて親しまれています。ユーチューブで原曲らしい歌を歌っている歌手は、原発事故で被曝しすでに亡くなっているとのことです。ますます「大事に演奏しなきゃ」という気になりました。

▽【楽譜付き】キーウの鳥の歌(ビラシュ 編曲と演奏/広垣 進)
https://youtu.be/jAeUw_bQel0


10月になりました。
ユーチューブへの今月のアップロードです。
チェロの巨匠、カザルスの名演でよく知られたカタロニア地方(スペイン)の民謡です。クリスマス・キャロルにもなりました。クラシックギターのソロで弾いています。ぜひご視聴ください。

実はこの曲、昨年の1月にもアップしていますが、その音源は若い頃に作ったものです。音質にも演奏にも気になるところがあったので、この夏に収録しなおし、リメイクして公開するつもりでいました。
一昨日、このアップにむけてパソコンのソフトを立ち上げたところ、いつもの編集用の画面も、これまでに作ったプロジェクトも見つかりません。出てくるのは三郷山の画像ばかりです。
Windowsが更新されてバージョンが変わった際、古いものは削除されたのかなという気がしますが、そうであろうがなかろうが、どうにもなりません。
「このままでは無理だな」と丸一日ガックリし、「ユーチューブはもうやめて、その分コンサートの練習に専念しよう」と半分決めていましたが、昨日の夕方、思い直して別のシンプルなソフトをさがし出して格闘し、何とか動画ファイルの作成までこぎつけました。
これでまた、とりあえず(音源さえできれば)「今月のアップロード」は続けられるかたちになりました。

▽カタロニア民謡「とりのうた」(演奏;広垣 進)
https://youtu.be/_OUOQa0kiUs


昨晩とはいっても日付は今日のこと、深夜1時半に目が覚めてどうにも寝つかれません。「そうだあの作業をやろう」とパソコンに向かい、「アヴェマリア」の編曲譜をひっぱり出しました。
今度のコンサート(特別企画)では、今年編曲して気に入った楽曲はだいたい弾く予定です。当初からこの曲は考えていましたが、昨日山を歩きながら、ユーチューブでも公開している演奏からトレモロの音の数を減らして、もっと落ち着いた音楽にできればと思いました。
でも、今やらなければ本番に間に合わすことは無理です。そう思って格闘していたら、いつもの起床時刻になりました。
ほぼ納得のいく譜面ができました。今夜は眠れそうです……眠れるといいんですが(笑)。


彼岸になるとやっと涼しくなってきました。
秋の特別企画(コンサート)まで3週間を切りました。もちろん準備にはかかっていますが、まだ予定していない曲をさらったり、編曲作業を進めたりしています。
本番が近づけば絶対そちらにかかりきりになるので、意図的に「今でなきゃできない」というものに時間と体力の一部を使っているわけです。


一昨日に今月のコンサートを終えたので、ご無沙汰気味のレパートリーをさらいなおしています。正確に言うと「レパートリー」ではなく、「レパートリーとして残しておきたい曲」であって、「レパートリーになかなかできない曲」も含みます。
今朝は、1週間ぶりにバッハの「シャコンヌ」を通してみました。「まだわりと弾けているな」と思ったとたん、頭の中が白くなって音楽が止まりました。
2~3度弾き直したら思い出して最後まで行きました。
コンサート前だったので1週間も空きましたが、普段は2~3日に1度です。こんな大曲は、このペースで通して弾くだけでは、一生かかっても仕上がらないことはわかっています。けれどもこのペースを長期間崩すと、「シャコンヌ」は過去の曲になります。それが寂しいので弾き続けています。明日は歯の治療が入っています。今度は明後日でしょうか。


今日の草引きは20分で切り上げました。明後日がコンサートなのでパスしようかと思いましたが、大雨の影響で地面がまだ軟らかいのと、今日休めば3日も続けてパスすることになるのでがんばって(笑……ほどほどに)やりました。
この夏は夜の練習がろくに進まず(すぐにバテて)弱りましたが、これは多分草引きのせいでしょうね。
三郷山行と草引きを続けて行うのがけっこうハードなものですから、夕方に歩きに出ていた昨年までは草引きをパスする日が多くなっていました。
今年は基本的に朝歩くことにしていますので、当然夕方草を引く日が多くとれます。作業はだいたい30分くらいで終えます。昨年まではパスする日が多かったので草は伸び放題。そのため1回の作業でクタクタに疲れ、その晩は全く弾けないという状態でした。その意味では、まだ今年の方が規則正しい生活になっているといえます。


9月のコンサートを1日繰り上げたので、残る準備期間は実質火、水、木、金の4日間です
もちろんプログラムに入れた曲はすべて、毎日通して弾いています。でも正直なところ、この暑さの中で体力も落ちてきているので、練習録音を聴いて確認した課題をすべて念入りにさらいなおすことができません。
とそんな風に、言い訳してちゃ駄目ですね。
年をとって時間がたくさんできたようでも、集中してとりくめる時間はむしろ減ったように思います。大事なことは疲れていないときに行うこと……これが基本であります。