リーフのバッテリー容量の限界を知り,
それに見合った,
乗車人数,
目的地(走行距離),
速度,
ヒーターの設定温度(あるいはON・OFF)で,
計画的に,
余裕をもって,
運転する。
たぶん,
ダンプカーに乗って,
家族5人で,
温泉に一泊旅行には,
行かないだろう。
日産のアナウンスや,
レンタカーを貸す際にも,
説明が不十分。
リーフに何度も乗って,
ある程度限界を知っている人が乗れば,
フル充電,
1人乗車で150~180km走行が可能。
(実際の経験から)
誰が乗っても,
何人乗っても,
どんな季節でも,
160km走れるわけではない。
以下に述べる寒さ対策は,
当たり前で,
単純なことしか書かれていない。
とりあえず,
実際にやってきたことをまとめてみた。
○日産リーフ 冬の100km通勤 総括2(寒さ対策)
ver.-15~-20℃
寒さ対策は,
大きく3つに分けられる。
一つ目は,
足下の寒さ対策。
二つ目は,
フロントガラスの凍結対策。
三つ目は,
バッテリー温度低下への対策。
一つ目の足下の寒さ対策だが,
靴をはき,
靴下を2枚はき,
靴下用カイロをはれば,
結構しのげる。
もう一つやったのが,
フロアカーペットの下に,
断熱用のビニールを敷くこと。
冷気は,
車の底,
前から侵入してくる。
E51と比べると,
よく分かるのだが,
E51には,
断熱や遮音のために,
床やドアに色んなものが詰まっている。
でも,
リーフは軽量化のためだろうか,
スカスカ。
冷気が,
直で侵入してくる。
そこで,
日産さんへのお願い。
多少,
リーフが重くなってもいいから,
断熱をしっかりしてほしい。
二つ目のフロントガラスの凍結対策だが,
いくつか試してみた。
・たまにヒーターON
・USB扇風機で風を送る
・窓を開ける
・フロントガラス曇り止め1ヵ月(日産)
両方のリアドアガラスを,
少しだけ開けて走る。
これが曇り止めでも,
凍結対策でも,
一番効果が高い。
ー20℃以下でも,
大丈夫。
車内で吐く息は,
確実に白くなるが,
それを寒いと感じるか,
感じないか,
身を切るような寒さを喜びと感じるか,
感じないかは,
修行次第。
要は,
空気を動かし,
フロントガラスに水蒸気をとどめないことが,
大事。
ただ,
ドアガラスは,
放っておくと,
凍結して,
開閉できなくなる。
日中,
日差しが強く,
ドアガラスが解凍されたときには,
開閉して動かしておくことが大事。
三つ目のバッテリー温度低下への対策が,
寒冷地のリーフ乗りにとって,
一番の関心事で,
至急対策が必要だと感じること。
このことについては,
あまりふれられていない。
バッテリーウオーマーなるものが,
あるとかないとか,
つけるとかつけないとか,
ネット上には情報があるが,
メーカーやディーラーから,
私たちユーザーに直接情報が届くことはない。
バッテリー温度が,
1~3メモリの中での通勤を経験したが,
確実に走行距離が短くなる。
やっかいなのは,
その短くなる距離が,
いくら経験しても,
予想できないこと。
幸いバッテリー温度が,
0メモリということは経験しなかった。
けれど,
同じく北海道でリーフに乗っているツリーハウスさんは,
バッテリー温度0メモリを経験している。
おそらく夜間の車の駐車状況が,
影響するのだろう。
ー10℃以下の日々が続くような使用状況であれば,
バッテリーの性能を十分に引き出すためには,
車庫かカーポートがあるのが理想だと思う。
(個人で対応できること)
バッテリー温度が上がるのは,
外気温が上がったとき,
バッテリーを一気に消費したとき(上り坂・Dポジション全開),
急速充電したとき。
バッテリー温度を低下させない対策を,
日産さんには,
次のシーズンまでに,
お願いしたい。
(できれば現ユーザーも恩恵を受けられるような形で)
何度か怒って吠えたことがあるが,
寒さ対策のため,
オプションで石油ヒーターを取り付けては,
なんて話もあるが,
私は必要性を感じない。
たぶん,
声を上げているリーフユーザーの中で,
一番寒いところ(いや,ツリーハウスさんか?)にいる人間が,
要らないといってるんだから,
後付の石油ヒーターは,
要らない。
根拠ないか。
とどのつまり,
日産リーフの寒さ対策は,
リーフを知ることと覚悟。
結局,
精神論になってしまった。
仕方ない,
リーフ教(狂)ですから。
信者は,
二人しかいませんが・・・ ( p_q)