聴きました!
バクナンの最新作は、小林武史プロデュース! やっぱりぼくは、小林Pが好き(笑)。
『怪獣のサイズ』
軽快なポップチューン。メロディラインが殊の外キャッチーで、そこにストリングスだのブラスだのグロッケンだの何だのかんだのが盛り盛りに乗っかって、全部乗せラーメンみたいになっとる。でも、具は全部乗せでも、麺(と言う名のボーカル)とスープ(と言う名のバンドアンサンブル)という肝心な部分がちゃんと存在感を発揮してる。なんというか、ちゃんと“バンドの曲”なんですよね。その辺が小林マジックであり、尚且つback numberというバンドがバンドとして強靭になってきた証拠でもあるんだと思う。
そんな、計1曲。
直近のアルバムが『ユーモア』というタイトルでしたが、あのアルバムよりも断然、この曲のほうがユーモラスだとぼくは思いました。あのアルバムには、ちょっとだけ“真面目な人が無理やり捻り出したユーモア”みたいなものが感じ取れた気がするのですが、この曲は自然にユーモラスだった。それはバンドが進化したのか、小林Pのマジックなのかは分かりませんが…まぁ両方なんだろうし、何なら相乗効果もあるんでしょうけど。
よく、back numberをMr.Childrenの後継のようひ論じる方がいらっしゃるし、ぼくもちょっとそう思うところもあるんだけど…今回の曲を聴いて、むしろミスチルと同じく烏龍舎アーティストだったレミオロメンに通じるものを感じました。ポップな曲調に、さらりと(でも確かに)難解なメロディラインが乗っている…よくそんなん歌えますねっていうメロディ。初期のバクナンは、それこそミスチル的に分かりやすく親しみやすいメロディラインが特徴でしたが、最近のこのバンドは結構難解なメロディラインが多い気がします。まぁ、個人的な感想です。
あと、アー写のユーモアがストライクでした(笑)。着ぐるみ(もしくはフィギュア)が3体ならんで、それをback numberと言い張る! 真面目なニュースサイトが真面目なフォントと真面目なテンションで、このアー写に“back number”という説明の一文を入れてる可笑しみね。おいこれはバクナンじゃなくて怪獣だぞと(例え中身がリアルバクナンだとしても)。
お気に入りは、
#01 『怪獣のサイズ』
DLしてライブラリに追加!レベル(^∇^)
ぼくの、もう1つのブログもご贔屓に!