>オリジナルミニアルバム

>タイトル:ⅤⅩⅤ
>アーティスト:OKAMOTO'S

>リリース日:2014年 8月 27日

>記事作成日:2014年 10月 30日






聴きました!


OKAMOTO'Sが、各曲にそれぞれ客演を招いての楽曲を収めたミニアルバムですね。ぼくは正直、OKAMOTO'SというよりもRIP SLYMEが参加している曲目当てで聴いたのですが…結果的に、OKAMOTO'Sの懐の深さを知ることになりました。




『Wanna?』

早速、RIP SLYMEを迎えたこの曲からスタート。リップとOKAMOTO'Sそれぞれがそれぞれに持ち味としているパーティー感が、相乗効果で爆発したような曲。さらには、OKAMOTO'Sのもうひとつの特徴であるファンクの要素も加わって、もうどうしようもなくエネルギーが炸裂しています。

こういうの、大好き!


『Heart On Fire』

大御所、スカパラを迎えて。ラテンの情熱がほとばしる、アッパーかつアシッドな曲。ブラスの力強さとスカのリズムが強烈。闘牛を思い出す感じ(笑)


『Never Mind』

THE BAUDIESのROYさんを迎えた曲。ファンキーかつ遊び心溢れる演奏の上でROYさんが歌ったら、もはやルイ・アームストロングを彷彿とさせる曲に聴こえます。


『答えはMaybe』

ユニコーンの名曲も思わせるような曲タイトルで、奥田民生氏を迎えて。

やや民生色のほうが勝っている感は否めないものの、湿度の低いUS的ロックンロールはOKAMOTO'Sのアーティストカラーそのもの。


『Family Song』

黒猫チェルシーを迎えて。それまでとくらべてやや抑え目のBPMで、気持ち良さそうに歌ってる、そして演奏してる。ツインボーカルに、違和感ゼロ。最初からこういう編成のバンドなんじゃないかと思うような。


『SAD SUNDAY』

ラストは、バンド単独の曲で〆。“らしい”としか言い様のない、陽気で楽しくてなのにちょっとだけ切なくもある曲。




そんな、計6曲。

もう、底抜けにアッパーな1枚。かなりガッツリ凹んでる夜にも、気分が軽くなる事間違いなしです。
ラストの〆方がまたオツですよね。無責任にテンションをあげっ放しで「はいさようなら」じゃなくて、気分が沈まない程度の絶妙な塩梅の日常のテンションに戻してくれるような楽曲を持ってくるなんて。
メンバー各人の名前とか、ズットズレテルズからのくだりとか、そういうのもあって最初はイロモノ系の人たちなのかと思ってましたが…ホンモノでした。完全に。

だって、半分以上はキャリア的にかなり大御所をブッキングしてるのに、まったく物怖じしてませんもんね。そういうところからも、この人たちのホンモノ感がプンプン匂ってきます。






お気に入りは、
#01 『Wanna?』    
#03 『Never Mind』

#05 『Family Song』






この作品が好きなら、
・『6-feat』/10-FEET

・『ACACIA』/Q:indivi

・『ウワサの伴奏~And The Band Played On~』/RHYMESTER

などもいかがでしょうか。






CDで手元に置いておきたいレベル\(^o^)/











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