続々々々・3兄弟 ~ 破滅へ導 く者 ~
コウキ : そういえば この村に サイカチ一族の方がいると聞いたん
ですが ご存知ですか?
イヌキタ : えっ? サイカチのおじいさんのことかしら ・ ・ ・
村のはずれに住んでいるらしいけど
いい噂を 聞かないわ。
近づかないように昔から言われているし ・ ・ ・
コウキ : 実は 旅の途中で出会った方から 使いを頼まれていて。
ちょっと会いに行ってきます。
イヌキタ : ホントに行くのですか? 不吉な予感がするわ。
サイカチ一族は 昔 この村を破滅寸前にまで追い込んだ
恐ろしい一族だと 聞かされています。
ただ そのおじいさんは 体が悪くて動けないらしいけど。
コウキ : そうですか ・ ・ ・
わかりました。 気をつけて行ってきます。
イヌキタ : ええ、 気をつけて。
あ、 それと ・ ・ ・ あの、 もう一度 会っていただけま
すか? コウキさんに お見せしたいところがあるんです。
コウキ : じゃあ 用事が済んだら またお伺いします。
俺も また あなたに会いたいし ・ ・ ・
イヌキタ : えっ ・ ・ ・ あっ ・ ・ ・ わたしも ・ ・ ・です
・ ・ ・
村はずれ
コウキ : う~ん 鬱蒼としてきたな。 ここら辺かな。
次回 へ つづく
前回作は こちらから
笑顔
旦那 : がっ はっ はっ はっ はっ
奥さん : あっ はっ はっ はっ はっ はっ
旦那 : おまえ 怒ってないか?
奥さん : 怒ってなんかいやしないよ!
あたしゃ 竹中直人じゃないんだからね!
旦那 : それにしても おまえの口は デカいなぁ
奥さん : あんた 自分の顔 鏡で見たことあるのかい!
それに そのぎこちない笑顔 どうにかなんないのかい!
旦那 : なんだか最近 面白くもないのに笑うのに 疲れてきたなぁ
奥さん : あんたが 言いだしっぺなんだから そんなこと 言うんじゃ
ないよ!
旦那 : おまえ やっぱり 怒ってるんだろう?
奥さん : 怒ってるとしたら あんたのせいだよ!
答えは こちら
続々々・3兄弟 ~ 呪われた一族 ~
コウキ : すみません。 案内してもらうことになっちゃって。
イヌキタ : いえ、 いいんです。 この辺 わたしが一番よく
知っているし ・ ・ ・
コウキ : それにしても ここは いいところですね。 景色はいいし
空気もいい。
イヌキタ : わたしは 嫌いです。
・ ・ ・
コウキ : えっ? どうしてですか?
次男 : おい 見ろよ あれ。
長男 : ん? イヌマキんとこの娘じゃねぇか。
三男 : イヌキタだ。 隣の男は誰だ? 知らない顔だな。
次男 : ちきしょ~っ! なんてこった!
長男 : あれ? お前 もしかして 惚れてたんか?
三男 : てっきり 次女のイヌヤマのことが 好きだと思ってたぜ。
次男 : 冗談言うな! イヌヤマは性格キツ過ぎるぜ!
俺は おしとやかな女のほうが好きだ!
長男 : お前は 尻に敷かれてるほうがいいんじゃね?
母樹 : やかましいね お前たち!
次男 : 母ちゃん、 見ろよ。 イヌマキんとこの ・ ・ ・
母樹 : ああ、 下のお嬢さんだね。 隣の男は知らない顔だねぇ。
いいかい、 お前たち。 あの一族とは 関わっちゃいけない
よ。
次男 : えっ 何でだよ!
母樹 : 関わったら ロクなことにならないよ。いいね!
ま、 どっちみち お前たちが相手にされるわけないか!
あっ はっ はっ はっ
長男 : 親のクセに なんて言い草だよ。 誰の子供だと思ってんだ
か ・ ・ ・
次回 へ つづく
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