ホームページを開設して3年。長期休暇を除いて毎週ブログを投稿してきた。その数154。最初は昔Instagramに投稿していたオノマトペをホームページ上で紹介していた。
初回は「ぽたぽた」。ちょうど梅雨時だった。
去年、仏語の試験を受けてからは日本語を中心に言語学習についてブログを書いている。そして、数か月前から英語と仏語に翻訳する時に生成AIのお世話になっている。
きっかけは4月に受講したセミナーだった。日本語レッスンにどのように生成AIを活用すればいいかという趣旨のものだった。私が利用しているのはGeminiの翻訳機能のみ。
本当かどうか分からないけれど、仕事で資料の翻訳(日英仏)をしている日本語学習者によると、ChatGPTに比べて謙虚らしい。
確かに「それはまだ勉強中です。」と回答することもある。私は使ったことがないけれど、ChatGPTは知ったかぶりをしたり、平気で噓をついたりするのだとか。
Geminiを翻訳機として数か月使ってみて分かったのは、ある程度、その言語についての知識を持ったうえで使用したほうがいいということ。まあ、どんな道具でもそうか。
英語は英検準1級止まりだけれど、TOEIC940点の夫にチェックしてもらっている。つまり、日本人とフランス人が頭をひねって知識を寄せ集めた結果を恐る恐る披露。
仏語は仏検1級、DALF C1のレベルの知識で翻訳を吟味してから夫のネイティブチェックを受けている。英語と仏語は似ているようでやはり違う。
仏語のほうが回りくどくて、時に皮肉っぽくて、悲観的。言語はその使い手をよく表していると思う。私の日本語レッスンにはそんな人たちがたくさんいる。
先週、体験レッスンした相手は大学で非常勤講師として仏語を教えている。その方によると、作文の宿題を出すと、6割の学生が生成AIを使用してくるらしい。バレている。
最終的な評価は口頭試験で行われるが、生成AIを使用しないように!と注意書きするらしい。第二外国語で数か月仏語を習った学生が書く作文のレベルと乖離しているのだろう。
興味深かったのは学部によって生成AIの使用率に差があるという点。The学問と実学の違いか。そこの大学は全入時代の今はいざ知らず、昔は真面目な学生が集まる大学だった。
で、私の話に戻って、仏語と英語(も何とか)は生成AIが提示するものをこちらで判断可能。でも、初級レベルの中国語で翻訳した文章をホームページに載せようとは思わない。
↓昨日、投稿したブログ。