先日、奈良で見た夕日

 

毎月、京都か奈良に足を運んでいます。それぞれ中心街まで家から電車で1時間ほどです。仏閣、仏像、庭園好きの夫は大喜び。

 

私の目的は、散策と写真です。4月にオノマトペ(擬態語、擬音語)を紹介するInstagramを始めて、投稿件数が170を超えました。

 

月曜から金曜まで毎日1枚、土日祝は休業という営業体制。だから金曜が来るとホッとするのです。

 

昔の写真と旅の写真を使いまわし、なんとか継続中。それに加えて、夫が過去に撮った外国人目線の写真も役立っています。

 

前日に選んだ写真に文字入れし、翌朝、英語とフランス語の説明を考えて投稿する、という一連の作業。外で勤めるのを辞めるとき、自分に課したルーティンワークの一つです。

 

投稿直前に夫に意見を聞くのですが、頭を悩ませたものほど実は単純で、逆に楽勝だと思っていたものが一筋縄ではいかない場合が多いのです。

 

ところで、私のフォロワーは

 

 

フォローしている数に対して、フォロワー数が1人だけ上回っているところが気に入っています。先月まではフォロワーが15人ほどで、これでも急激に?伸びてきているんです(笑)

 

ペタペタ押すのが苦手なのはブログもInstagramも同じで、人数が少なくても自分が望む対象に届き始めていることに満足しています。

 

もちろん日本語レッスンの宣伝文を入れるのも忘れずに。毎日、写真と睨めっこして、それに合うオノマトペを探して、解釈を加えること自体を楽しんでいます。

 

オノマトペに限らず、レッスン中に質問を受けるのも好きです。例えば、つい最近、聞かれたのは「『将来』と『未来』の違いは何ですか?」

 

相手が納得するように答えられれば何よりですが、私の経験年数ならぬ月数では「もうちょっと考えてみたいので来週まで待ってもらえますか?」と言うこともあります。

 

それを快く待ってくれる人は、語学に対する姿勢が自分と同じなんだと思います。紋切り型の答えではなく、考えること自体が好きな人。そういう相手を少しずつ増やしていくのが目標です。

 

「レッスン楽しいです」と言ってくれた相手に対して「私も楽しんでいますよ!」と返事し、両想いだと分かった翌日、今度は失恋です。しかも二人同時に。そして焦り出すのです。

 

自分に言い聞かせるのは

 

人生で会う人は限られている。10年計画で自分の基準で選んだ人たちに思いが届けばいい。

 

10年後には迎える側になり、ワンコインで集まれる場も作りたい。そして、15年後には夫も巻き込む。


という思いで、今は、週の大半を学習者ではなく、パソコンの画面と向き合っている段階です。

 

自動変更されるスクリーンセーバーは気分転換になります。

 

今朝、現れた写真を見て、驚きました。まなざしや触れ合っているところが、私の家族にそっくりなのです。親は雌のような気もしますが、夫も息子も自分たちに似ていることに異論なし。

 

8時に息子を、9時に夫を見送ることも日課になりました。この10年間は私が最初に出勤することが多かったため、半年以上経っても新鮮です。

 

夫を送り出すとき、大抵、とびきりの変顔をするか、「車に気を付けて。将来の共同経営者なんだから」と言うか、のどちらかです。

 
 
ようやく寒さを感じるようになった先週。奈良の旅から帰ってくると、夫がクリスマスツリーを出し、似た者親子で1時間かけて仕上げました。(ツリーてっぺんのピカチューは取り外し済み!)
 
2学期に入り、席替えをしたため、私はクリスマスツリーに背を向けて座っています。そこで100均で売られているツリー2本を合体させて、席の横に設置しました。
 
 
去年までは息子の部屋にこのミニツリーを飾っていたのですが、夫が慎重に聞き取りを行った結果、サンタクロースを信じていないことが分かり、行き場を失っていたのです。
 
 
飾りは、夫の国で数年前に買ったものです。単純で、とぼけた顔があちこちに。ホッとすると同時に打たれ強さも感じる面々です。自分もこんな顔をして生きていきたいものです。