3月に入り、何となく、そわそわし始めています。別れの季節であるのに加えて、誕生日を迎える月でもあります。

 

そして、梅も咲き、春に向けて動き出す季節。家族や友人と和やかに過ごした、この3ヶ月。

 

そろそろ、他者と関わる生活も恋しくなってきました。それに、先立つものも必要です。

 

他者との接触にストレスは付きものですね。自由気ままな生活から社会生活に戻る準備も兼ねて、タイトルを選びました。

 

 

あるフランス人女性が、アンケートに書いてくれたメッセージを紹介します。

 

Ne pas hésiter à donner votre opinion si vous la croyez juste, même si elle diffère de celle de vos collègues ou de votre chef.

 

正しいと信じているなら、ためらわずに意見を述べて。それが、同僚や上司の意見と違っていたとしても。

 

Celui (ou celle) qui parle avec assurance n’est pas toujours celui qui a raison, mais ce sera toujours lui qu’on écoutera.

 

確信を持って話す人が、常に正しいとは限りません。でも、私たちが耳を傾ける相手は、いつだって、そういう人。

 

Voilà pourquoi il ne faut jamais hésiter à affirmer ses convictions de manière claire et posée (« assertive »).

 

そんなわけだから、はっきりと落ち着いて(アサーティブに)信念を主張するのを決してためらうべきではないのです。

 

Bien sûr, c'est beaucoup plus facile à faire en France, où il y a une véritable culture de la contestation.

 

もちろん、フランスでなら、ずっと簡単にできます。ここには、紛れもなく、異議を唱える文化があるのです。

 

Cependant, on peut donner son avis de différentes façons sans faire perdre la face à son interlocuteur ! 

 

しかしながら、話し相手の顔に泥を塗ることなく、さまざまな方法で意見を述べることはできるのです !

 

これを読んで感心した私は、お礼のメールとともに「必ずブログで紹介しますね」と約束しました。

 

回答してくれたのは、面識のない30代後半の女性。フランス人女性は、みな彼女のように、自己主張が強く、自信に満ちているように見えるでしょうか。

 

アンケートを通じて、日本人女性へのアドバイス&エールをお願いしたにもかかわらず、実際には確信を持った回答はそれほど寄せられませんでした。

 

「アドバイスだなんてとんでもない。私たちもまだまだなんだから。」という反応が大半だったのです。確かに、性別を問わず、意外と控え目な部分を持ち合わせている人たちです。

 
といっても、自分を卑下しつつ、実は褒めてくれるのを待っている日本人の控え目さとは明らかに違います。私たちって本当に面倒な文化に生きていますね。
 

ひっそり咲いている彼岸花。でも赤色でしっかりアピールして注目して欲しいようにも見える。どことなく、日本人みたい。

 

フランス人たちの遠慮は、別のところから来ていると思います。なかなか満足しないという国民性。老若男女とわず本当によく文句を言う不平家揃い。

 

その上、あまのじゃく。褒められると気恥ずかしいのか、否定する人も多いです。だから欧米の中でも、お高く止まっていると思われてしまうんです。もったいない。

 

日本人もフランス人も、取り扱いにくい、という点では同じですね。

 

アンケートのテーマは、家庭と職場における女性のライフスタイル。自国に満足していないのならと、北欧と比較する質問まで設けてしまいました。

 

「フランスは、*クオータ制に関して北欧を見習うべきか」

*クオータ制とは、議員や会社役員などの女性の割合を、あらかじめ一定数に定めて女性を積極的に起用する制度です。

 

面白い回答があれば、またいつか紹介します。

 

 

北欧が出てきたところで、この本にも自己主張について同じようなことが書かれていたのを思い出しました。自分自身に言い聞かせるためにも気になった部分を引用します。

 

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「お人好し」をやめ、冷静にノーと言う

 

あなたは衝突を一切避けるお人好しタイプではありませんか?

 

衝突の兆しがほんの少しあるだけで自分から折れていたら、相手につけ込まれて、自尊心が傷つくことになります。

 

敵を作らずに自分の大切なことを主張する方法

 

自分にとって大切なことを主張すれば、わがままとか敵対心があると見られてしまうと心配する人がいますが、正しいやり方で主張すれば、その心配は無用です。

 

怒った口調ではなく、慎重にかつきっぱりと言うのです。

 

どうしようもなくなる前に助けを求める

 

誰かに手伝って欲しいなら、頼めるようにならなければいけません。言葉を選んで優しい頼み方をすれば、たいてい助けてもらえるものです。

 

そうしなければ、助けを求めることができずあとからやっぱり頼めばよかったと後悔するか、自分ひとりで全部やってぷつんと切れてしまい、どうして助けてくれないのかと周りの人を怒鳴りつけるのがオチです。

 

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これを読みながら、一方的に怒りをぶちまけた今朝の夫婦ゲンカを反省するのでした・・・。