昨夜遅く、深夜1時過ぎに息子が帰宅。
相変わらずの時間で、息子がシャワーと食事を終えて、近況を聞いていると時計は午前2時をとうに過ぎ、眠れないまま朝を迎えたのですが、眠いのは母だけのようでした。
夫は息子の帰宅時間を気にした風もなく、いつもの時間に就寝。
今朝もいつも通りの時間に出勤。
息子は深夜3時近くに眠ったような感じで、朝はものすごい大音量でスマホのアラームで起きてきました。
一人暮らしの成果でしょうね、一人ですんなり起きる習慣が身についたようで、睡眠時間の短さを気にすることもなく、元気に海のバイトへと出かけていきました。
深夜遅くに息子の
ただいま
という元気な声にホッとし、朝は朝で
いってきます
という、当たり前の、これまでいつも聞いていた言葉と声に一日の張り合いが生まれるという・・・母親なんて子供の元気な声、笑顔だけで生きられること、今更ながら実感した朝でした。
大袈裟かもしれませんが、いつもなら寝不足で頭が痛いと感じる体調も、なぜか不思議に元気という、これは息子パワーですね。
でも、暑いので無理はしない、気を付けましょう。
猛暑の海岸。
毎夏、さぞ大変だろうと心配はするのですが、息子は海岸や海の中の仕事の方が涼しいと言います。
夏の海に出かけたなんていつのことかも記憶にない母には分からないことです。
涼しいという言葉で思い出したのが、今朝、息子が出掛けに財布の中のお金を確認していたのですが、
あのさ、電気代を払ったんだよね
そうしたら、急に財布の中が涼しくなった
と言うのです。
この気候ですから、アパートの狭い部屋でもエアコンはフル稼働で、これまでの月とは大幅に高い電気代を支払ったはず。
息子は今も生活費を親からもらおうとしません。
バイト代で賄っているので、公共料金なども自分で払っていて、お財布も重くなったり、軽くなったり、涼しくもなるということです。
時折、息子との会話には面白い表現がちりばめられていて、楽しませてもらっています。
それにしても、バイトをよくするものだと、感心するばかり。
親ばかを承知で言うならば、この暑い夏休み、一人暮らしのアパート近くで見つけたバイトといつもの夏のバイトを掛け持ちしてまで生活費を稼いだり、音楽活動費用をためている息子を頼もしく思うのです。
生活費もまだ親が出す責任があると思っていたのに、一人暮らしを始めてあっという間に自分で稼ぎ出し、親のお金を使うことがなくなり、親としてはアパートの家賃だけで済んでいるので経済的には助かっていますが、そんなに早く親を頼らない生活を始めてしまうなんて思いもよらず、嬉しさと、少しばかりの寂しさを感じます。
さあ、息子に刺激を受けた母、今日も一日元気で働きましょう。
そろそろ母も本業をどうするのか、真剣に考えなければと思うこの頃。
暑い夏が終わるころには見通しが立てばいいのですが。
子供には子供の人生があり、母には母の自分の人生があります。
それぞれの人生を互いに認め合い、見守り、応援しながら、一歩一歩前に進んでいきましょう。
今日も一日、どうか無事でありますように。