500年後には全員「佐藤さん」 | 稜線の風に吹かれて

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いつもは低い山、ときどきは高い山、その報告と日々折々に感じたこと、思ったことを気ままに綴ります。

500年後には全員「佐藤さん」になるというニュースを最近耳にして、珍名さんを収集している私としては、大いに興味を持った。

東北大の先生の試算によれば、夫婦別姓を取り入れないと、結婚で様々な名字が減少または消滅し、現在一番多い「佐藤」姓に全員なってしまうのだという。

その「佐藤」姓、現在日本人口の1.5%で約183万人(もちろんランキング1位)、この一年でも0.83%「佐藤さん」が増えたのだそう。

そうやっていくと、計算では2531年には100%「佐藤さん」になるのだという。

 

まあ驚きはするが、昨今の流れでいえば夫婦別姓になっていくだろうから、まずそんな心配はないだろうと思うが、全員「佐藤さん」になったら今度は下の名前をどうするかが大変だろうな、と思う。

下の名前も同じ同姓同名が、すごい数になってしまうのでは・・・。

あっちでもこっちでも同じ名前の人が・・・なんて心配も。

 

名字には、それぞれの歴史的な由来がある訳で、できれば無くしてほしくないと思う。

まあ500年後まで生きてはいないから、珍名さんの収集はまだまだ楽しめそうだが・・・。

 

ちなみに、

名字のランキング2位は「鈴木さん」、3位は「高橋さん」、4位は「田中さん」。