カワセミ | 稜線の風に吹かれて

稜線の風に吹かれて

いつもは低い山、ときどきは高い山、その報告と日々折々に感じたこと、思ったことを気ままに綴ります。

きょう雨の合間にいつもの公園へ行く。

先週は、すぐ目の前の枝先のカワセミに気づかなかった。

きょうはどうかと、ソオ―ッと近づくと、やっぱりいた!

どうやらこの枝がお気に入りらしい。

静かに、静かに・・近づく・・・。

コバルトブルーの羽根が美しい。

10枚ぐらい撮ったろうか。

だいぶ近づいたところで気づかれ、公園の外の水路の方へ飛び去って行ってしまった。

私なりに、どうやったらカワセミに気づかれずに近づくことができるか、考えたのは・・。

近づくとき、対象する鳥に向かって直線的に少しづつ静かに寄っていくと、案外気づかれずに近づくことができる、と思っている。

というのは、直線的にジリジリ寄っていくと、相手はこちらとの距離感をつかめにくいのでは、と、なんの科学的な根拠もなくそう勝手に思っている。

野球で、真っすぐに飛んでくるセンターフライは捕りにくいのと似ている、かな、なんて思っている。(飛んでくるボールの距離が判別しにくい)

たまにヅカヅカ寄っていく人がいるが、それでは当たり前だが、動きと音とで、すぐに飛んで行ってしまう。

また、やはり一人しかいないときのほうが近寄れる。

そして、公園をひと回りしたあと、公園の外の水路へ行くと・・・。

いた!

それも目の前だ!

さっきよりだいぶ近い・・・。

これほど近いのは初めてかも。

パシャパシャパシャパシャ何枚も撮ることができた。

この公園には最初は散歩目的で来始めたのだが、どうもカワセミの魅力に憑りつかれたようだ。

収穫のあったきょう、雨模様の日にも出かけてみるものだと思った。