ベンチに入れない選手は、自分の境遇と比べて「ベンチ入りできた選手はいいよな」と思うだろう。
だがベンチ入りはできても、試合に出られない選手は「試合に出られる選手はいいよな」と、また別の悩みを抱く。
そして試合に出ている選手は、出ている選手で「試合に出ても、次も活躍できるかわからない」と、異なる不安を抱えている。
立場によって、悩みは違うのだから、全員に対して頭ごなしに「こうやれ」と仕向けることなどできるわけがない、
この文章を拝読し、僕自身の中学校時代を思い出しました。僕は中学校時代、野球部に所属していました。けど下手くそでレギュラーになることはできませんでした。ランナーコーチとしてベンチ入りはしてはいたのですが公式戦に出場したことはありませんでした。今だからこそ言えるのですが、自分が出場していなかったので敗けても悔しいとは思わなかったです。けどベンチ入りもしていなかった同級生が泣いているのを見て、
「僕は野球は向いていなかったのかな」
と感じました。人それぞれ考え方、感じ方が違うと思います。僕は中学2年生の時から「ボクシングをやりたい」と思っていました。高校生になるまで許可が出なかったので、中学校の部活はボクシングをやる前の体力作りだと思っていました(大変失礼なのは承知しています)。
僕の場合、この文章とは違い過ぎると思います。けど、人それぞれその時の部活や学校生活に求めるものが違うと思います。それを考え寄り添うことが求められると思います。社会人でも同じだと思います。「仕事に求めるもの」は人それぞれだと思います。もちろん職場では「仕事最優先」でなければいけないと思います。けど職場を離れたら、その時の状況によりますが、僕はプライベートを優先したいと思います。「仕事より大切なもの」がある方が、生活しやすいし、「仕事を大切にする」と思います。