あなたから去ろうとする相手は、これまでのあなたに愛想を尽かしており、すでに、心の中では決別している状態だ。仕事でも恋愛でも、相手が去るという意思表示をした頃には、今さらいくら悪あがきをしても、相手の気持ちはますます離れるばかりだ。
 以上の理由により、あなたから去る者は、断じて追いかけるべきではない、という答えを導き出せる。
 むしろ去ってもらうことにより、あなたは幸運な状態になるのである。
私は人間関係のこの法則を知って以来、本当にノンストレス状態で、人生を謳歌できるようになった。


僕は20代半ばまで「嫌われたくない病」に罹患していました。「嫌われたくない」と思うばかりに「自分が正しい」と思ったことを言えなかったり、断れなかったりしたことが多々ありました。社会人3年目に裏表のある上司にあたり鬱寸前までになり、自分を買ってくれていた上司の下に移動させていただきました。その時に「人間関係」ということに真正面から向き合いました。その時に
「「自分が正しい」と思ってやったことなら受け入れる」
と覚悟を決めることができました。もちろん振り返って「自分が悪かったところがあった」とわかったなら謝罪し、改善に努めなければいけないのですが。あからさまに


「自分を嫌っている」
「お前とは付き合わない」


とわかる相手に無理して付き合う必要はないし、仲直りする必要はないと思います。不本意にもその人と会わなければいけない場面に遭遇したら、適当に必要最低限の挨拶などはして適当に流せばいいと思います。 
 僕の大好きな話で


「「嫌われる」というのは自分に原因があるのではなく、相手に理由があるんですよ。私は猫が好きですが、猫嫌いな人もいます。けど猫に理由はないですよね」


というのがあります。それと同じだと思います。窮屈に生きるのはやめたいと思います。