一方で、人間関係においては、境界線を意識することも大切です。境界線とは「これ以上は踏み込んでほしくない」という、目に見えない垣根です。家族や親しい友人でも越えてはいけないものであり、自分や他人を尊重するものでもあります。 苦手な人がいたら、この人とは仲良くならなくてもいいと割り切り、最低限の礼儀はわきまえたうえで淡々とした態度で接することで、自分の境界線を守ることができます。



僕自身、あまり人見知りはせず、自分がしたこともされたことも忘れがちです。職場でよく「さっきはありがとうございました」と言われることがあるのですが、何のことを指しているのかわからないことが多くあります。けど、これはいいことならいいのですが、ミスややり忘れなど悪いことなら重大なミスに繋がるのでメモを取るなどの対策をし、再発を防がなければいけないと思います。

 僕自身、長い期間「嫌われたくない病」に罹患していました。万人に好かれるのは無理だし、その必要はないと思います。僕も「嫌われている人に好かれる必要はない」と思いますし、(僕が人を嫌うのは稀なのですが)「嫌いな人を好きになる必要はない」と思います。必要最低限の付き合いだけで距離を取れば問題ないと思います。