今日のスポーツ報知の記事の中に、僕が高校時代通っていたアベジムの先輩の高橋ナオトさんの記事が掲載されています。その試合の前、ジムで一緒に練習し、朝も一緒にロードワークをしていたのですが調子が悪そうだったことを今でも覚えています。アベジムでは冬にもかかわらず暖房設備がなく、寒い中での減量苦は、一緒に練習をしていて本当にお気の毒でした。
 僕が高校2年生の時、今から34年前のことですがよく覚えています。僕はアマチュアでしたが学生時代、ボクシングをしていました。寒い中での減量が大変なのはわかるのですが、高橋さんほどのきつい減量の経験はないと思います。その当時、普段接していた時より二回りくらい細くなられていた感じがしました。高橋さんが残念ながら敗けてしまった試合は冬場ばかりでした。

「アベジムにもし暖房設備があったなら世界チャンピオンになれたのでは」

と僕も感じています。
 東京ドームで試合をする、しかもマイク・タイソンのセミファイナルで。すごいことですし、ジムの後輩としても誇りに思います。けど、

「冬場でなければ、また相手が相性の悪いノリ(相手の選手)でなければ」

と今でも思います。