「寮の部屋が汚いとか、制服のシャツの裾を出したままにしているとか、髪には寝癖がついたままだとか、教室の棚は散らかっているとか、そういったことが整っていない選手に勝利の女神が微笑むはずはないだろうと(笑)。これは、生活習慣から変えなければならないと思いました」
 そこで赴任の年に入学してきた1年生たちを中心に、普段の生活から変えていくことに着手する。汚れたままの寮の床や壁は、平岡も生徒たちと一緒に雑巾を使って拭き上げ、挨拶も徹底させた。サッカーの技術と戦術を高める前に、取り組む姿勢となる日常生活から、文字通り叩き直したのである。





僕はここ8年くらいかな?一人暮らしをしています。「部屋をきれいにする」ということに注力しています。やっぱり部屋がきれいだと落ち着くし、仕事が帰ってきてからの生活の仕方が変わります。
 この文章を拝読し、僕自身の学生時代のことを反省しました。実家に住んでいたのですが、部屋は汚くよく母が片付けをしてくれていました。また社会人になってから、しばらくは一人暮らしをしました。外食産業で働いていたのですが、朝から晩まで働いていて、家には帰るだけみたいな生活でした。自炊もせずに、食事も外食やコンビニ弁当ばかりでした。そんな生活をしていればいい仕事もできるはずはないと、今、振り返って思います。
 今は一人暮らしをして「部屋をきれいにする」ことに注力しています。高齢者介護の仕事をしながら本格的な選手ではないのですが極真空手をしています。やっぱり一人暮らしで外食やコンビニ弁当ばかりだと出費もかさばるので自炊をしています。振り返ってみると社会人なりたての生活は情けないし、学生時代の僕が、常日頃から整理整頓に注力していれば、もっと選手(高校時代、大学時代はアマチュアですがボクシングをしていました)として、人として成長できたと思います。これからは仕事・極真空手と充実させるためにも、常日頃から部屋をキレイにして、自炊を継続したいと思います。