洗濯は毎日しましょう。洗濯とは水に流すこと。物事のわだかまりを水に流すように垢も汚れも水に流す。水に流すのは、あらゆるモノを浄化する際の基本です。邪気をきれいサッパリ洗い流すことですから、濁ったお風呂の残り湯で洗濯してはなりません。
 節約、節水のために残り湯を活用しているのだとしたら、かえってムダな行為になってしまいます。洗濯機を買うとお風呂から湯を引くホースが備品として付いてきますが、私は即刻捨てます。
 また「洗い物が溜まってから洗濯機を回そう」という節約方法もありますが、これもNG。私はこの発想を「満タン思考」と名づけています。
 満タン思考は、溜めて溜めて溜めていくことをよって、そこに邪気が発生するのも問題ですが、何よりイヤなのは他者のことを考えていないこと。
 たとえば、ゴミ袋を満タンにして捨てる行為は、ゴミを回収してくれる人のことを考えているでしょうか。自分はゴミを出してスッキリ、ハイ終わり。それは想像力の欠如であり、俯瞰力ゼロです。
 ゴミ袋はパンパンになると重たく、落としやすく、破れやすいもの。そこに、相手に対する配慮がないことが問題です。ゴミ袋を持ちやすく、始末しやすくしてゴミ出しすることが配慮です。
 どんな場面でも、自分のことしか考えていない人に運は巡って来ません。運は与えるのが先。



この文章を拝読して、
「たしかに洗濯物が満たんになってから洗濯機を回しているなぁ」
と感じました。それ以降は基本的に毎日洗濯をするようにしています。そうすると、一度に洗濯する量は減ります。そうすると物干し竿に吊るす量も減り、干すのも楽になりました。循環がよくなりました。
またこのゴミ袋での「満タン思考」腑に落ちました。僕は高齢者介護の仕事をしています。オムツなどのゴミ袋はいっぱいに詰める傾向がありました。確かに入れようと思えば入るのですが、それではゴミ袋を締めづらいし、運ぶ人のことを考えてはいないですよね。この文章を拝読して以降、満タンになる前にゴミ袋を締めることを意識しています。そうすると袋も閉じやすいし、運びやすい。見た目も良くなりました。多少コストがアップしたとしても、余裕を持って袋を締めた方が良いことを実感しました。継続していきたいと思います。