売上げ目標はどこかに置いても、あくまで本来の目的は「お客様のお役に立つこと」です。わたし自身、現場では必ず「あなたが担当してくれてよかった」と感じてもらうことを目標にしていました。
 そのメンタルさえできていれば「頑張る」必要なんて本当になくなります。



僕自身は現在、介護の仕事をしています。この著書のような「売上げ目標」という観点はございません(施設長クラスの方ならばあるのかもしれないですが)。僕自身の視点からなら、ご入居者様のため、働いている同僚のため、ということになるのかな、と思います。職員の中には、「仕事は仕事」と割りきった感がある人もいます。けれど、それでは介護の職員としては、ご入居者様に満足をしていただくには難しいと思います。
 ある時、たまたま僕が始業(9時)前に、あるご入居者様の排泄介助に入ったことがありました。他の職員の方々はそのご入居者様が少し困った表情をされていたにもかかわらず、まったく手助けをする素振りもみられませんでした。僕が介助に介入させていただきました。その方は便失禁をされていて、介助に入った後で

「どうもありがとうございました❗️」

とおっしゃっていただきました。もし、自分が便失禁をしていたら気持ち悪くて仕方なかったと思います。少しでも困った方がいらしたら、僕自身は手助けをさせていただけばと思います。
また現在、僕自身はうちの職場におきましてクラーク(看介護事務)をしています。用紙管理の全般を担当しています。僕自身はできる限り、完璧を目指していると思います。というのも、

「用紙管理がしっかりしていなければ、介護の質に直結する」

と考えているからです。

「用紙が足りない」

「この欄が間違っている」

となってからでは遅いですよね。それも、僕自身の

「職員、または施設の役に立ちたい❗️」

という気持ちからです。こちらも頑張っていきたいと思います。