プロフェッショナルで特集された 「がん看護専門看護師」の田村恵子さんのお話です。若くしてガンになってしまい、自暴自棄だった患者の方に寄り添っていました。あるとき「ピアノが好きなんだ」と言ったので、ピアノがる病棟に連れていったところ、喜んで弾かれた。それから新しいことにチャレンジしたり、外国語を勉強したりして、いききとしだした、とのこと。「自分の生きた証を残したい」とい本を書き出した。その装丁ができ、それをみたその日に亡くなられた、とのこと。最後に「幸せだった」と言い、亡くなられたとのこと。

また娘の結婚式に間に合わない末期の癌患者の方が、亡くなられる前に、娘と一緒に花嫁姿にて記念撮影をしていただくように設定していただく、など患者の方々の希望に添えるようにされているのに感動を覚えました。お父さんはもちろん、家族の方々も喜ばれていると思いました。

僕も高齢者介護の仕事に従事していますが、高齢者の方々の気持ちを汲み取り、感じ、ご利用者様の方々に、「少しでも幸せだった。」と言っていただけることに貢献できたら、と思っております。

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