TRAVELING WILBURYS VOL.3/TRAVELING WILBURYS | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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TRAVELING WILBURYS VOL.3/TRAVELING WILBURYS
●Side-A
1. She's My Baby
2. Inside Out
3. If You Belonged To Me
4. The Devil's Been Busy
5. 7 Deadly Sins
6. Poor House
●Side-B
1. Where Were You Last Night?
2. Cool Dry Place
3. New Blue Moon
4. You Took My Breath Away
5. Wilbury Twist
覆面大物バンドと言えばTRAVELING WILBURYSですよね。
覆面バンドなのに誰でも知っているというスーパーバンドです。
今回紹介する『VOL.3』では、メンバーの一人は顔を

にオープンしちゃってますからね・・・
まっ、声を聴けば誰だかすぐわかるんですけどねっ。
先に今回の配役を御紹介しておきますね。
Clayton Wilbury (Jeff Lynne)、Spike Wilbury (George Harrison)、

Boo Wilbury (Bob Dylan)、Muddy Wilbury (Tom Petty)という

配役?になっています。
今回はRoyが亡くなっていますので不在という事になっていますが、
このアルバム制作前にはデル・シャノンが参加する噂もありました。
この方も他界してしまい、結局は上記の4人で制作されました。
前作が大ヒットしたわけですけど、

今回の作品はそんな気負いもなくかなりリラックスして、
制作されているような気がします。
あえて言うとオープニングの「She's My Baby」がロックしていて、
あとはかなりホンワカしたアコギを中心とした雰囲気の曲が

多いような気がします。
その1曲目「She's My Baby」は、

このアルバムからシングル第一弾として発売されただけあって、

派手なオープニングといった感じのポップロックです。
各メンバーがリード・ヴォーカルを分け合っていて

非常にいい感じの曲です。
バックではアコギがしっかり入っていて心地よいんですけど、
この曲では全体にハードでメリハリの効いたギターが入っています。
そのギターがGary Mooreが弾き捲っているのですから納得ですよね。
何でGary Moore?って感じですけど、多分George繋がりだと思います。
曲の提供をGeorgeがしたりしていますから、

多分そんなところでしょうね。
それにしても皆さん元気にヴォーカルをとっているのが凄いです。
続く「Inside Out」も後にシングル・カットされた曲ですけど、
こちらはアコギ中心でマイ・ペースでやっている感じです。
この曲でのDylanとPettyの声が良く似ていて

ややっこしいんですよ。
似たものなんとかですよ。(^^私のお気に入りの曲です。
3曲目の「If You Belonged To Me」は、もう~~~Dylanワールド

全開ですから~。
この曲なんかDylanのアルバムにそのまま入っていても

違和感はないというくらい、Dylanしちゃっています。

ここでのバックのアレンジも派手ではないですけど、
すごくいいんですよ。ブルースハープも心地よいですから。
そんなDylanソングの次は「The Devil's Been Busy」です。
この曲もス~ッと入って来る曲で、サラッとした感じなんですけど、
Dylanにヴォーカルが廻ると一転してメリハリが出て来るんですよ。
Dylanの存在ってすごいですね。

この人、バンドでやるのもいいのかもしれませんね。
もちろんこれだけのクセがある人なので、
Wilburysみたいなバンドじゃないと無理でしょうけどね。(^^
5曲目の「7 Deadly Sins」では、いきなりコーラスで入ってくるという

荒技を披露してくれます。
何とも落ちついた曲で、のんびり感もすごくよくていい曲です。
こういうのんびり感の曲にはDylanのヴォーカルがいいですね。
それにバックのコーラスがなおさら心地よさを倍増してくれるんです。
この曲ではJim Hornのサックスが入って、これまたいい感じですよ。
最後のアレンジも心憎いです。(^^

そしてこのサイドを締めくくるのが「Poor House」です。
いいですね~カントリ・フレーバーな感じで素晴しい曲です。
Georgeのスライドもここぞとばかりに入っていますから。
この曲はコロラドあたりの平原でPV撮影してほしいくらいです。
サイドが変わって1曲目は「Where Were You Last Night?」。
このメンバーにしては普通な感じの曲で少し拍子抜けしますけど、
それぞれのヴォーカルとコーラスが逆にじっくりと聴ける

ナンバーだと思います。
こういう曲こそロイのファルセットで聴いてみたかったなと

思いますね。
2曲目の「Cool Dry Place」は、クセのあるリズムとメロディが

非常に耳に残るナンバーです。

全体をアコビで演奏されているんですが、
それがかえって特長になって印象強くしているのかもしれません。
途中のエレキのソロはGeorgeにしては雰囲気が違うようなのですが?
続く「New Blue Moon」は一気に50年代って感じのノリのいい曲を
演奏してくれています。このアルバムでは一番陽気な感じで

明るい印象です。
スライドはGeorge全開!って感じで演奏してくれていて

嬉しくなります。
こういうノリがよくて明るい曲は、

すごく彼等にあっているというのがわかるんですけど、

個々のメンバーのソロを聴いいて、この曲を聴くのも
面白いかもしれませんね。
そんなノリの良い曲に続いて流れるのが

「You Took My Breath Away」です。
ややスローなナンバーですけど、

じっくり聴けるナンバーとしては貴重な一曲となっています。

ここではLynneのヴォーカルが目立ったりしているので、
もしかしたら彼が中心で作ったのかしれませんね。
ドラムのJim KeltnerもELO風に叩いているのが面白いですよ。
そしてエンディングがノリにノリまくっている

「Wilbury Twist」です。
ロカビリーって感じで演奏もメリハチがあって賑やかです。
このエレキはだれなのかな~すごく弾けてかっこいいんですよ。
こういう曲でもDylanがはいってくると存在感が

前面にでてくるのが特長ではないでしょうか。
もう~この方の場合は歌ってくれるだけでもいい感じですけど、
ここまでノッてくれると拍手したくなりますよ。
この曲もシングル・カットされていて12inchとかでも

聴く事ができます。
アルバム全体で言うと、前作よりはやや纏まっちゃったかなと

思いますが、各々の曲のクオリティは非常によく出来たものが

多いのではないでしょうか。
アルバム・タイトルが2ndアルバムなのに『VOL.3』となって
紛らわしいわけですけど、これにはRoyがいなくなって

2ndの制作を止め、あらためてスタートするという事で

『VOL.3』にしたとか、2ndのテープを盗まれたので

新しく録音したから(George談)とか、
いろいろ言われていますけど、単純にシャレのような気もしますし、
Royに対しての思いのような気もします・・・?
このアルバムは、1990年ビルボードで11位まで上昇し、
RIAA公認プラチナディスクを獲得しています。