La De Da b/w EVERYDAY/RINGO STARR | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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La De Da b/w EVERYDAY/RINGO STARR
RINGO STARRの1998年に発売された傑作アルバム『Vertical Man』からの
シングルカット曲がこの「La De Da 」です。
この曲がどの国でどういう状況でシングル・カットされたか分らないのですが、
カットされた国は少ないと思います。
CDでも発売されたようですが、これはU.S.アナログ7inch PROMOです。
このシングルではアルバム・バージョンと違って短く編集されたRadio Editが
収録されていています。
この曲はアルバム『Vertical Man』の収録曲の中でもとても明るい感じで
馴染みやすいメロディを持った曲なので、初めて聴いた方でもすぐに耳に入って
来ると思うんです。
入りは意外にゆったりでマイナーな感じで入ってくるので「おや?」って思いますが
その後からアクセントのある流れに替わって来て♪La de da〜って歌って来るので
なんだかとても和気藹々とした雰囲気に満たされるんですよ。
曲の流れと言い、メロディ、アレンジどれをとっても聴く側に馴染むように最初から
考えられたかの様な感じさえしてしまうんですよね〜。
大きくは転調こそ見せていませんが、全体にうねりがしっかりと出来ているので
段階を踏んでいる様な盛り上がりが楽しめると思うんです。
表現が変かもしれませんが、続き部屋のドアを一部屋毎に明けていっているような
ちょっとした楽しみが伺える様な感じがします。
そういう意味では非常にバランスの良さの中に展開が織り込まれていて
シングル向けな曲に仕上がっていると思うんですよね〜。
この「La De Da」はジャンプ・ナンバーでは決してないんですが、
人を惹き付けて楽しませてくれるシングル向けの曲だと私は思っています。
こういう曲だとシングル買って聴いてみたいって思わせる魅力を与えてくれるので
シングルが売れないこのご時世でも貴重なシングルの様な気がします。
私なんかこのシングル盤もってニンマリしながら曲聴いちゃっていますから。(^^
私はやっぱりこういう曲をシングルで聴ける楽しみを与えてくれたRINGOに
感謝したくなります。
さてB面の「EVERYDAY」ですけど、この曲は国内アルバム『Vertical Man』の
ボーナスろラックとしてのみ当時発売されていました。
そういうわけで、アルバム『VERTICAL MAN』の最終曲として収まっています。
ボーナスというとどうも曲の出来に不安を感じるんですけど、
この曲はなんで日本のみのボーナス曲なの?って思うくらい素晴しい出来なんです。
この曲は本編に入れるべき一曲だと断言できます。
さて曲なんですけど、幾分落ち着いたロックなナンバーですけど、
それがなんともRINGOの持っている雰囲気にぴったりなんです。
ちょっと穏やかさを感じさせてくれる部分もありますし、
それでいてじっくりと聴かせるような雰囲気も持っていて、
ファンとしては会心の一曲といっていいほどの曲だと思います。
基本はアクセントのあるバスドラが弾みをつけ、それにギター、キーボードが乗って
来ると言う構成になっていてメロディを引き立ててくれています。
そのメロディも心地良い流れを持っていて、最初は淡々としているのかと思うと
すぐにフックの効いたメロディに変わって盛り上がりをつけてくれています。
私はとにかくその流れが大好きなんですよ〜。
途中の♪Everyday〜My Love〜って所を覆う雰囲気が本当に心地良く
心に伝わってくるんです。
こういう素晴しい曲をRINGOが歌ってくれている事は、
ファンとして本当に感激してしまいますし、長年ファンやっててよかったな〜と
思います。
先にこの曲がなんでボーナストラックなの?って文句書いてしまいましたが、
それだけアルバムの内容が良かったともいえるので、ある意味嬉しい悲鳴なのかも。
でもやっぱりこの「EVERYDAY」がアルバムから外れているのは残念ですね。
別に収録曲15曲でいいじゃないのって言いたくなりますから。
これだけ充実した曲が作れたというのも、このアルバムに参加していた
Mark Hudsonがいたからだと思います。RINGOとの相性も良かった様ですから
その後の作品も非常に充実していました。
残念ながらいまは離れてしまいましたけど、
この「EVERYDAY」のような素晴しい曲を残してくれて感謝したいです。
本当にRINGO STARRという素晴しいミュージシャンの幅を
より広げてくれた一曲が「EVERYDAY」なのではと私は思っているくらい
この曲が大好きです。(^^
ところでこの曲のシングルですが、先に書いた様に国内では発売されなかったので
ファンは輸入盤を購入するしかなかったんです。
私もすぐにMAXI-SINGLEを注文して手に入れたんですけど、
ジャケはプラケースではなくて紙ジャケだったんです。
味気ないプラケースじゃなかったという事だけでも嬉しかったんですけど、
ジャケにプリントされているRINGOの姿を見て、この曲みたいに微笑ましいな〜
なんて思いました。
CDでシングルが発売されているのならアナログでも発売されていると思っていたら
やっぱりアナログ7inchで発売されていて慌てました。
その内容は先に書いたようにRadio Editだったので尚更ほしかったんですけど、
とにかく手に入らなくて初回出荷分は即完売で、次の生産は未定ということで
私は暗礁に乗上げちゃったんです。
とにかく入るか入らないかはわかりませんでしたけど、予約だけしていたら
2回目の入荷があってなんとか手に入れる事ができたんです。
ただ事前に再出荷枚数が少ないので価格が非常に高くなっていると連絡がありました。
ぼったくり状態です・・・・
ここはもう〜仕方が無いので高額覚悟で取り寄せたんですが・・・
実際アナログ7nchのシングルで、この金額はないでしょう〜〜〜と言うくらい
高い値段がついていました。(T T
アップした画像に写っているポストカードも結構レアなものですけど、
あまりの高さに泣きそうになっている私を見て店員さんがくれたものです。
もちろん海外のものです。
このシングル「LA DE DA」を聴いていると、曲を楽しむ嬉しさと購入時の
思い出が交錯して複雑な気持ちになっちゃいますよ。(T T

 

「 EVERYDAY」の映像が見つかりませんでした。申しわけありません。