CANDY STORE ROCK/LED ZEPPELIN | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

Beatles大好きっ!猫大好きっ!

BEATLESを中心とした洋楽とニャンコの日々の生活をアップ。

CANDY STORE ROCK b/w ROYAL ORLEANS/LED ZEPPELIN
私が初めてZEPを知ったのはレコード店の棚に収まっていた『Presence』を
見た時でした。
別に派手だったり、過激だというジャケットでは全くないのですが、
あの独特な世界観を醸し出したジャケットを見た時は衝撃を受けました。
帯に書かれていた「ヘビィメタルの王者」って一体何?って思いが
頭の中をめぐっていました。
それから聴いたこともないのにZEPの『Presence』が離れなくなって
結局ZEPで最初に購入したアルバムとなりました。
とにかく何も知らないで購入していますから、メンバーも知るわけもなく、
当然それ以前の作品なんて知る由もなかったわけです。
そんな洋楽初心者だった私が『Presence』を聴いたんですから
もう〜その音にひっくり返らないわけがありません。
驚かされたというのか、こんなすごい曲聴いたことがないとびっくりしたのが
「Achilles Last Stand」「Nobody's Fault but Mine」
そして今回アップした「CANDY STORE ROCK」なんです。
この「CANDY STORE ROCK」を聴いた時はそのカッコ良さに即飛びつき
めちゃめちゃ繰り返して聴いたほどです。
出足のJimmy Pageの意表を突くようなギターの音に驚いた瞬間に
John Bonhamのけたたましいリズムを刻むドラムスがなだれ込んで来たら
そりゃ〜引き込まれちゃいますよ。
それに凄く抜けが良いRobert Plantの歌いっぷりもかっこよかったですから。
ただ時間が経つにつれてこのRobert Plantの歌っている歌詞って
単調だなって思ってしまいます。
こんなことを言ったら失礼ですけど、バックの曲は完成していたけど
歌詞がまだ出来たいなかったので何気にあてて仮で歌っていた感じがするくらい
♪Baby Baby〜を連発しています。それでもやっぱりかっこいいですけどね。
当時はDeep Purpleくらいしか知りませんでしたから、
比較基準がめちゃめちゃ狭いですけど、それでもPurpleとの違いを
見せつけられた感じがしました。
とにかく音の響きというのか、音質というのか・・・うまく表現できませんけど、
聴いていると背筋がぞくっとするような雰囲気に包まれるような感じなんです。
あくまでも私のイメージですけど、この曲は怒涛の如くリズムが流れて
動きをすごく強く感じるんです。でもこの雰囲気が何故かめちゃめちゃ
冷え切った空気を作っている感じがするんですよね・・・
不思議な魅力を持った曲には違いないわけです・・・
ある意味、私が持っているZEPのイメージで即出てくるのは

間違いなくこの「CANDY STORE ROCK」ですね。
さてB面の「ROYAL ORLEANS」ですが、

この曲はメンバー4人の共作となっています。
曲はJohn Bonhamの小刻みなドラムスに、Jimmy Pageのリフと
これまた小刻みに刻むカッティングが印象的な曲ですけど
ZEPにしては短めの曲で、全体にこじんまりとしています。
アルバムの中で聴くと流れがあるのでこの短さは気になりませんが、
こうやってシングル単体で聴くともっと広げても良かったのではと
思ってしまいますね。
それでもこの短さで上手くまとめ上げていると思いますし、
ZEPの個性はしっかり楽しめますから私は好きなんですよ。
音楽評論家さん達からは評価は低いようですし、小曲扱いされています。
私なんかはぜんぜんそんな風には思わないんですけどね・・・
まっ、『Presence』好きの私としては欠かせない1曲です。
最後にこのシングルは76年にカットされるもBillboardには
チャートインしていません。
これは信じられないことなんですけど、チャートに入れない曲じゃ
ないんですけどね・・・不思議すぎます・・・・