HOLIDAY b/w NOS MOTS D'AMOUR/MICHEL POLNAREFF | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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HOLIDAY b/w NOS MOTS D'AMOUR/MICHEL POLNAREFF
私にとってMICHEL POLNAREFFといえばこの「愛の休日」なんです。
この曲を初めて聴いたときは洋楽も満足に聴いたことがなくて
ましてフランス語の楽曲なんて接することがなかったんです。
当時友人たちがPOLNAREFFのシングルをもっていて
その中にあったのが「HOLIDAY(愛の休日)」でした。
「休日」なのに何でこんなに切ないメロディ、アレンジなのって
思ってしまったんですけど、それを上回る感動があったんです。
この曲の入りに流れるアコギ?の調べが
S&Gの「コンドルは飛んでいく」のようでひかれてしまい、
そのあとのエレキのアレンジも素晴らしくて
そのままPOLNAREFFの悲しすぎる歌声に涙してしまいました。
この物悲しいメロディとフランス語がとてもあっていて
ただただ聴いていたい、ずっと聴いていたと思ってしまいました。
この酷なシングルにはフランス語のためか、
歌詞が印刷されていなくって、ただ東郷かおる子さんの解説と
山中鹿之助?さんの曲紹介だけがのっているだけです。
紹介では日常生活の中に自己を埋没している人々に休暇を持って
自分を、人生を、愛を見出す・・・
何を言わんとしているのかはわかりませんけど、
難しいことはわからない私としては名曲ということはわかりました。
曲のつくりからしたらどこかS&Gの「サウンド・オブ・サイレンス」を
思い起こさせるというのも引き付けられる要素の一つだったのかも
しれませんね。
この曲がヒットしたのは72年ですけど、私が聴いたのは後追いながら
いまだに好きで何十年も聴いているというのですから
相当ほれ込んじゃっていますね。
さてB面の「NOS MOTS D'AMOUR」ですけど、
邦題は「愛の物語」・・・A面が「愛の休日」ですから
「愛」続きです・・・この邦題の「愛」シリーズは
ソニーさんのお得意なシリーズ?なのかも。(^^;
この曲も悲しげな感じで歌われるわけなんですけど、
歌メロが悲しいのに加えて、アレンジがピアノと
ストリングスですからより悲しさが倍増します。
この曲ではかなりストリングスが前に出ているので
個人的にはもう少し抑えた方がいいのではと思います。
ちょっと仰々しいアレンジになっているんですよね・・・
更にホーンが入って、その音が厚くなっているので
歌の繊細さがどこかに飛んで行ってしまいそうです。
なんだか本当にすごい盛り上がりなんです。
シングル盤でのこの曲紹介では・・・・
淋しさと欲望、同情のために若者は愛のゲームを始める。
常に客観的でルール無視で自滅的なゲームを始める・・・
何かよくわかりませんけど、悲壮的な感じの曲というのは
わかります。
悲壮的だから逆にこのメロディが美しく引き立って
いるのですが、バックのアレンジがすごすぎて
その美しさが蹴散らされた感じがしないでも・・・
できればもっとシンプルでよかったのではないでしょうか。
良い曲には変わりはないんですけどね。(^^
いまだにこのシングルを取り出しては聴いて感動してますが、
多分今後もずっと聴き続けていくシングルだと思っています。