A GARLAND FOR LINDA | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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A GARLAND FOR LINDA
1. Silence and Music (Ralph Vaughan Williams) 4:50
* From A Garland for the Queen in 1953, 
the year of her coronation.
2. Prayer For The Healing Of The Sick (John Tavener) 8:53
* Featuring John Tavener. 
From text by Mother Thekla and taken from the Russian Orthodox 
Service of Holy Unction.
3. Water Lilies (Judith Bingham) 7:35
* Featuring Judith Bingham. Written in March 1999, 
drawing on the composer's experience of swimming.
4. Musica Dei Donum (John Rutter) 5:36
* Featuring John Rutter. 
Taken from a solo chorus text from 1594.
5. The Doorway Of The Dawn (David Matthews) 4:53
* Featuring David Matthews. 
Write about Linda's qualities & feelings.
6. Nova (Sir Paul McCartney) 6:28
* Featuring Paul McCartney. 
Written from November 1998 to May 1999.
7. I Dream'd (Roxanna Panufnik) 3:30
* Featuring Roxanna Panufnik. 
Arrangement for a cappella chorus of a work.
8. Farewell (Michael Berkeley) 3:30
* Featuring Michael Berkeley. 
Taken from fragments of literary ideas from Milton, 
Shakespeare and Elizabeth Speller.
9. The Flight Of The Swan (Giles Swayne) 6:16
* Featuring Giles Swayne. 
Inspired by the death of James Manson in 1996 from brain cancer.
10. A Good-Night (Sir Richard Rodney Bennett) 2:51
* Featuring Richard Rodney Bennett.
 From a poem by Francis Quarles.
このアルバムは1998年4月17日に亡くなったLinda McCartneyの

トリュビュートとして発売されたもので、Paulを含めたところの

10名の現代音楽家が作った曲を収めています。
その中にはBEATLESファンの方はご存知かもしれないJohn Tavenerの

名前もあります。
内容はすべて新作の合唱作品で、よくこれだけの新作を集めたものだと

感心してしまいました。
それだけPaulのLindaさんへ向ける愛の大きさの表れなのでしょうね。
亡くなってからもこういう作品が発表されるとは予想もしていなかったので、
実際手にとった時はただただ驚いてしまいました。
ただ個人的には普段こういう作品は聴かないので困ってしまうのも事実です。
Paulは以前もLindaさんが亡くなってから、追悼の意味で自分の曲を

クラシックでアルバム化していましたが、

その第一弾とも言うべき作品なのかもしれませんね。
何でクラシックなのかは疑問が残るところですが・・・
それまでのPaulだったら、オリジナルの追悼曲を作ってアルバムに

収録すると思うのですが、やはり奥様だとちがうのでしょうね。
Lindaさんは乳癌で亡くなられたわけですが、

その癌研究で動物実験を行わない事と音楽振興チャリティ基金

「ガーランド・アピール」を、より多くの人々に広める意図もあり、
このアルバムを発案したそうです。
Paulはアルバム『FLOWERS~』『OFF THE GROUND』の頃から、
地球環境の改善や医療の動物実験に反対した作品を作っていましたので、
この『A GARLAND FOR LINDA』の発表も頷けますよね。
こういう作品は頻繁に聴くタイプではない私は、

遠い昔に聴いただけですので(それも知り合いのお店で試聴させて

もらったんです)記事にするのも恥ずかしいわけで・・・

でもPaulの作品群の中にLindaさんを思い遣ったアルバムが
ある事を、知って頂ければ幸いかなと思います。
このアルバムは2000年に発表されました・・・・