NO OTHER BABY/PAUL McCARTNEY | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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NO OTHER BABY/PAUL McCARTNEY
●Side-A「NO OTHER BABY」
●Side-B「BROWN EYED HANDSONE MAN」「FABULOUS」
この「NO OTHER BABY」は1999年に発表された『RUN DEVIL RUN』からの
シングルです。

『RUN DEVIL RUN』は新曲3曲を含むカバ-アルバムなんですけど、
実はこのカバーアルバムが出ると知った時は曵いてしまったんですよね・・・
あの『CHOBA BCCCP』を思い出しちゃったんです。
個人的にはかなり評価が低いというか、一発録音というPAULの良いような
悪いような面が出てしまった作品をまた出しちゃうのって思ったわけです。
実際『RUN DEVIL RUN』も一発録音に近かったようですけど、
完成度はかなり高くて内容的には素晴しい作品となっています。
そのアルバムかたシングル・カットされた「NO OTHER BABY」を
初めて聴いた時は、ちょっとガッカリしたんです。
・・・というのはアルバム・タイトル曲がすごく好きで、
絶対にこれがシングルになると思っていたからです。
でも「NO OTHER BABY」を聴いていると、オールディーズの音のこもり具合が
とても良い感じの曲で、聴いていてもすごく気持ちがいいんですよ。
懐かしい感じとでも言えばよいのでしょうか・・・(^^
それにPAULのファンとしては、ベースが前に出てブンブンうなると嬉しいですし、
各メンバーの演奏も際立っている所が『CHOBA BCCCP』とは雲泥の差だと

思うんです。やはり録音メンバーは選ばないとだめですよね。
今回は何といっても揃ったメンバーが凄すぎですから・・・
David Gilmour、Mick Green、Pete Wingfield、Ian Paice!!!
メンバーすごすぎですよね、ホントに。(^^
それにしてもIan Paiceとの繋がりって一体何なんでしょうね???
とにかくここまでメンバーがしっかりしていると、
カバーソングでも格段に充実した内容になる事を実証したわけですね。
それにPAULの声も張っていて、年齢を全く感じさせないところもさすがなんです。
私はこの曲全く知らなくて、PAULのカバーを聴いてから1957年に
Dickie Bishop and The Sidekicksが歌ったと言う事を知りました。
PAULのバージョンはUKで42位までしか上昇していませんけど、
すごく楽しめる1曲だと私は思っているんですよ。
B面の「BROWN EYED HANDSONE MAN」はChuck Berryの曲で、
「Too Much Monkey Business」とカップリングになっていました。
ここでのノリノリの演奏とヴォーカルが最高のカバーで、
いかにPAULがロックンロールが好きなのかがわかると思いますよ。
何といっても聴いている方が楽しくなるんですから、
やっている方はさぞ楽しい事でしょうね。(^^
それにしてもベリーのメジャーな曲ではなく、こういう曲を演奏する所が
とても正解だったような気がしている私なんですよ。
続く「FABULOUS」はアルバム未収録で、CDシングルのみ収録と資料では
書かれていましたが・・・・
私の7inchシングルにはしっかり収録されているんです。
資料では7inchは「FABULOUS」が入っていないんですけど・・・?
実際は7inchすべてにちゃんと収録されています。
別の資料ではちゃんと明記されていました。
そんな事は置いておいて、この曲でのPAULのベースがブンブンうなって、
聴いていて本当にたまりませんよ。(^^

これぞロックンロールナンバーとでも言うのでしょうか。
こういう曲は本当にPAULはおてのもので、プレスリーばりに歌う感じは

ピッタリ合っていて、さすがだと思いますよね。
このシングルは久々に充実したものになったような気がしているのは
私だけなんでしょうか・・・?
最後にこのシングルのダストジャケットいいと思いませんか?
PARLOPHONEのレーベルを昔風に再現してくれている所なんて、
手が込んでいるというか、心にくいですよね。(^^