MIDNIGHT BLUE/LOUISE TUCKER | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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MIDNIGHT BLUE b/w VOICES IN THE WIND/LOUISE TUCKER
LOUISE TUCKERって知らなくて、普通にポピュラーシンガーなのかと思っていたら
この方はイギリスのオペラのメゾソプラノ歌手なんです。
どうりで伸びのある声だなって思ったんですいよ。(^^;
そのLOUISE TUCKERが1982年に発表したアルバム『Midnight Blue』から
シングルカットされたアルバム・タイトル曲をアップしました。
私がオペラなんて口にすることはないですし、口にしたとしてもロックオペラです。
ですからLOUISE TUCKERは全く知らないでシングルを手にしたんです。
でもこの「MIDNIGHT BLUE」を聴いてみると聴き易くて、わかりやすいんです。
それもそのはず・・・元曲はBeethovenの「Sonata Pathétique」なんです。
とにかく穏やかな歌声が心地良いですし、このメロディも優しい雰囲気ですから
耳にすっと入ってくるんです。
クラシックの名曲をロックバンドやポピュラー歌手がカバーして
クラシックをそんなに聴かない私でも好きになりますけど、
LOUISE TUCKERのようにオペラ歌手が歌うBeethovenも素敵です。
ただ残念なことにアレンジが気になるんです。
この曲が発表されたのが82年ですから、一般的なアレンジからしたら
80年代のカラーになっています。
それが悪いわけではないんですけど、この曲に関して言うと81年に大ヒットした
「Chariots of Fire」の雰囲気に似ているんです。
時代が時代だけにこうなってしまうのかなと思いつつも、
この「MIDNIGHT BLUE」で「Chariots of Fire」のようなアレンジは
あっていないような気がします・・・あくまでも私がそう思っているだけですが。
さてB面の「VOICES IN THE WIND」ですけど、曲調は優しい雰囲気で
普通にポピュラーな印象の曲なんです。
LOUISE TUCKERの歌声もオペラ歌手云々の前にとても曲に馴染んでて
美しい歌声を聴かせてくれているんです。
もちろん普通のポピュラー歌手とは違いますから、透明感のある通る歌声は
さすがオペラ歌手なんだなって思います。
この曲でもアレンジは80年代っぽさが出ているんですけど、
曲調がポピュラーな雰囲気を持っているので気になりません。
ちょっと歌が上手すぎない?って感じはしますけど・・・(^^;
それでも私は「MIDNIGHT BLUE」よりは「VOICES IN THE WIND」の方が
聴きやすいですね。
最後にこのシングルは82年にBillboardで49位まで上昇しています。