THE GREATEST HITS/BEACH BOYS | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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THE GREATEST HITS (20 GOOD VIBRATIONS)/THE BEACH BOYS
1995 version. All songs by Brian Wilson/Mike Love, except where noted.
1. Surfin' Safari (Billboard 14位)
2. Surfin' U.S.A. (Brian Wilson/Chuck Berry) (Billboard 3位)
3. Surfer Girl (Brian Wilson) (Billboard 7位)
4. Little Deuce Coupe (Brian Wilson/Roger Christian) (Billboard 15位)
5. Be True to Your School (Billboard 6位)
6. Fun, Fun, Fun (Billboard 5位)
7. I Get Around (Billboard 1位)
8. Shut Down (Brian Wilson/Roger Christian) (Billboard 23位)
9. Dance, Dance, Dance (Brian Wilson/Carl Wilson/Mike Love) (Billboard 8位)
10. Do You Wanna Dance? (Bobby Freeman) (Billboard 12位)
11. Help Me, Rhonda (Billboard 1位)
12. California Girls (Billboard 3位)
13. Barbara Ann (Fred Fassert) (Billboard 2位)
14. Sloop John B (Trad. Arr. Brian Wilson) (Billboard 3位)
15. Wouldn't It Be Nice (Brian Wilson/Tony Asher/Mike Love) (Billboard 8位)
16. Good Vibrations (Billboard 1位)
17. 409 (Brian Wilson/Mike Love/Gary Usher) (Billboard 79位)
18. God Only Knows (Brian Wilson/Tony Asher) (Billboard 39位)
19. Catch a Wave 
20. Kokomo (John Phillips/Mike Love/Terry Melcher/Scott McKenzie)
 (Billboard 1位)
アップしたBEACH BOYSの『THE GREATEST HITS (20 GOOD VIBRATIONS)』は、
1995年に発表されたベストでなんですが、ジャケットがちょっと違うんじゃないの?
・・・と思われている方もいらっしゃるかも。
・・・実は今は出ているのは99年に再発されているもので、収録曲も若干異なっています。
これは99年に『THE GREATEST HITS – Volume 2: 20 More Good Vibrations』が
発売されるのを機に『THE GREATEST HITS (20 GOOD VIBRATIONS)』を

Volume 1にしちゃったんです。

その『THE GREATEST HITS (20 GOOD VIBRATIONS)』ですが、
上記に曲目を見ると88年に大ヒットした「Kokomo」以外は62年から66年の
ヒット曲ばかりなんです。まっ、言ってみれば全盛期の楽曲に、

今のところ最後になっている全米1位の「Kokomo」をプラスしたベストに

なっているわけです。
「Rock and Roll Music」(76年)、「Here Comes the Night」(79年)、
「California Dreamin'」(86年)のような70年代や80年代の曲も入れてほしかったです。
彼らの軌跡が20曲で纏められるわけがありませんが、やはり60年代の楽曲を
集めた方がセールスは良いのでしょうね・・・実際チャートではBillboard 95位と
振るってはいませんけど、セールスはU.S.のみで200万枚を売っているのですから
凄いものです。ただこの売り上げは99年版の『Volume 1』も加算されているので
正確ではないと思います。
いろいろ書いちゃっていますけど、曲を聴き始めてしまえばそんな事はパ~~~ッと
忘れるくらいのノリノリの状態になるのは間違いなしです。
次から次へと知っている曲がひっきりなしに流れて来るんですから、

本当にウキウキ状態!20曲はあっという間に終わってしまう感じですからね~~~
あっという間にというのは演奏時間の短さもあるわけですが、

60年代・・・特に初期はラジオにオンエアされるように短めの曲が主流でしたから、

ご覧の様に上記の曲は2分台ばかりで、3分超えは「Kokomo」だけなんです。

何と言っても「Shut Down」や「Little Deuce Coupe」「409」とかは

1分台ですからね~~~驚きます。(^^;
時代を反映した勢いをこの収録時間に感じますよね。

でも残念ながら70年に入るとチャート、セールスともに下降してしまい、

どこか昔懐かしバンドみたいな扱いをされているのが残念です。

もちろん上記のBillboardの記録を見て頂ければBEACH BOYSの全盛期が

60年代だと言う事は間違いないのですけど、

もっとその後の作品も評価すべきではないのかな~と思うんですよ。

まっ、そのためのTHE GREATEST HITS – Volume 2』なのでしょうけど、

やっぱり2枚組でセットにしてほしかったです。
その方がバンドの変遷がたどれますから・・・・
息の長いバンドではありますが、やっぱり全盛期が短かったと言うのは

善くも悪くも彼らの特徴を出した海(サーフィン)とコーラスが

影響した様な気もします。
こういうサウンドのバンドと思えばいいんですけど、失礼な話飽きも出てきます。
やっぱり裾のを広げた上での海(サーフィン)とコーラスだったら、

シングル・バンドみたいな扱いはされなかったのかもしれません。

もちろん『Pet Sounds』のような傑作も送り出しているわけですから、

一概にはそうも言い切れませんが・・・
でも2012年に『That's Why God Made the Radio』なんてヒットアルバムを
発表してくれたりもしましたから、今後がまた楽しみなんですよね。
後はMike Loveがバンドの中心に何故かいるので、バンドの権利問題で

ドタバタしているのが気にはなるところですが・・・・
確かにBrian Wilsonは一時離脱したりはしていましたけど、
だからと言ってMike Loveが中心だとは私は思わないんですよね~。
うまくバンド内が回ってくれる事を期待したいです。
ところで私はクルマに乗る時くらいしかこのベストは聴かないんです・・・
それも夏場に1〜2回くらいでしょうか・・・

あんまりBEACH BOYS聴かないんですよ。(^^;