BALLROOM BLITZ/LED ZEPPELIN | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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BALLROOM BLITZ/LED ZEPPELIN

1.Good Times Bad Times~Communication Breakdown

2.I Can't Quit You Baby

3.Heartbreaker

4.You Shook Me

5.What Is And What Should Never Be

6.Dazed And Confused

7.How Many More Times

このZEPのライブは1969年10月12日Lyceum Ballroomで行われたもので

とにかくそこまで大きな箱で行われていないので、

その臨場感が非常に近く感じられて凄いんです。

ブートですから音のバランスや演奏の良し悪しもそのまま出ていますが

それが逆にZEPの凄さをストレートに楽しめる音源だと思います。

まっ、音の質の良し悪しがあったにしても、69年の音源ですから

もう~これは見つけたら押さえておくべきでしょうね。

個人的にもZEPのライブは69年から71年までが非常に良いので

この69年の初期のライブが圧巻だと思います。

この音源に関してはJimmy Pageのギターが一番聴こえてくるので

凄いのですが、Bonhamのドラムス、Jonesのベースがリズム隊なのに

引っ込んでいるのが非常に残念なんです。

まぁ~Pageのギターはキンキンで響くので少々うるさいくらいですね。

あと曲によっては録音がオフ気味になるのもあるのも少し気になります。

それ以外は聴きごたえがありますし、初期の圧倒的な押しのある

ライブ演奏が堪能できます。

1曲目の「Good Times Bad Times~Communication Breakdown」から

勢いがついてますから、もうPageのギターが鳴り響いた瞬間に

聴く側は巻き込まれてしまいます。

イントロだけ「Good Times Bad Times」でそこから間髪入れずに

「Communication Breakdown」に突き進むんですから最高にカッコいい!

Pageのギターソロがキンキンすぎて耳が痛くなりそうなくらい

前に出てきます。この曲ではやはりリズム隊の音が奥になっているのが

残念ですし、尚更Pageの俺が俺がのギター音が縦横無尽に

響き渡っちゃいますから、誰かPageを押さえなさいって言いたくなるくらい

振り切っています。

2曲目の「I Can't Quit You Baby」はDixonの名曲をカバーしていますけど、

もう~完全にこの曲に関してはZEPのカラーで演奏していますから

演奏が本当に凄いです。

まぁ~それにしてもPageのギターは主張が強いですね~~~

こんなギター弾かれたら普通のリズム隊ではまとめきれませんとね。

やっぱりJnesとBohnamじゃないと負けてしまいます。

そんな圧巻の演奏を聴かされた後に2ndからの「Heartbreaker」の登場です。

やはりこのリフはPageのギターから放たれた瞬間に聴く側を秒殺しますね。

こんなにグイグイ来る音でリフを弾き出されたら仰け反るしかないですよ。

やっぱりこのPageのギターの音が他のロックバンドには出せない

力強さと響きを持っているんでしょうね。

ここではJonesのベースがうなっていて会場を響き回っている感じです。

そんな中でPageの独壇場ソロは誰も寄せ付けませんね~~~

こんな演奏やれと言われても他のギタリストじゃ無理ですよ。

このグイグイギターを聴かされた後に流れるのが「You Shook Me」です。

この曲はライブの定番でもあるんですけど、ライブをやるごとに演奏時間が

長くなっているわけですけど、さすがに69年ですから演奏時間は7分で

収まっています。この曲はやはり出足のPageのギターの入りが

圧巻なわけですけど、Plantのブルースハープもこの曲の聴きどころです。

ですが、この曲の録音が部分的に弱くなったりしていて残念なんです。

Plantのヴォーカルとブルースハープがもっと前に来てくれたら

最高なんですけどね・・・・非常に残念です。

5曲目のは2ndからの「What Is And What Should Never Be」です。

この曲は個人的はスタジオテイクよりはライブテイクの方が好きなんです。

スタジオテイクのヴォーカル処理があまり好きじゃなくて・・・

この曲ではPageの独特な演奏が楽しめて、本当に静かなところと

激しいところのメリハリが凄くて、その入れ替わりの所は驚きます。

この曲も録音が不安定な部分が一部あるのが残念ですけど

演奏は文句なく最高に楽します。

そして6曲目はライブの定番中の定番「Dazed And Confused」です。

ここでがギター、ベース、ドラムスの音がしっかり聴こえるので

目の前で演奏を聴いているよな感じです。

このアルバムのベストテイクと言っていいでしょうね。

まぁ~とにかくギターのうねりが凄くて頭を揺らされるような感じなんです。

Plantのヴォーカルも突き抜け具合が凄いですからね~~~

やっぱり声の出方が凄すぎます。

この曲は73年ではすでに30分近い演奏をしていますけど、

ここではまだ14分台ですから非常に聴きやすいですよ。(^^

でも相変わらず幻想感は凄くて、すでに完成しちゃっています。

そしてこのアルバムの最後を飾るのが「How Many More Times」です。

この曲ではJonesのベースが曲を引っ張りますからね~

めちゃPlantのメンツ紹介も観客が盛り上げますから最高潮です。

Plantのヴォーカルも天井知らずで突き抜けますし、

バックの演奏は押してきますからね~観客は最高に盛り上がりますよね。

この曲を聴いているだけでも、このライブ全体の凄さがわかります。

本当に実際にZEPのライブを観たかったですよ・・・・・

それでもこうやって最高のライブが聴けるという事はうれしいです。

このライブはおすすめの1枚と言えるでしょうね。

ぜひ通して聴いてもらいたいライブです。