PUT IT THERE(CD 3inch single)/PAUL McCARTNEY | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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PUT IT THERE(CD 3inch single)/PAUL McCARTNEY
1.PUT IT THERE
2.MAMA'S LITTLE GIRL
3.SAME TIME NEXT YEAR
これは1990年1月に発売されたアルバム『FLOWERS IN THE DIRT』からの、
第四弾シングルです。
メインの曲はもちろん「PUT IT THERE」で、アナログではA面のラストを飾る
アコーステック・ナンバーです。
曲調はすごく親しみやすいPAULお得意の雰囲気で、
すごく大好きな曲なんです。
ただシングル・カットまではどうかな~とは思いますけど、
曲としては非常に良く出来ていると思います。
こういう曲を聴くとPAULの非凡さがわかると思うんですよね。
サラッと流してうたっているような曲ですけど、
細かい所までよく気を使って出来ている曲なんです。
シンプルですけどストリングスやダブル・ヴォーカルが効果的に
使われているところなど、感動してしまいますね。
ただアルバムからの第四弾という事もあって、
UKで32位というランキングで終わっています。
このシングルには「MAMA'S LITTLE GIRL」と「SAME TIME NEXT YEAR」の
2曲が収録されていますが、2曲ともアルバム未収録でWINGS時代に録音された
アコーステックな曲です。
先に評価をさせてもらいますけど、このシングルは非常にクオリティが高い
3曲が収められています。
PAULのシングルの中でも素晴しいカップリングだと思っています。
「MAMA'S LITTLE GIRL」もアコーステックな曲ですけど、
PAULのヴォーカルやメロディを聴くと、これはBEATLESの『ホワイト・アルバム』に
収録されても違和感のない名曲です。
これなんか当時のWINGSからしたら普通の感じの曲だったのでしょうけど、
出来からいったらぜひアルバムに収録してほしかった曲ですね。
聴けば聴くほど『ホワイト・アルバム』を思い出してしまいそうです。
この曲はもともと72年にWINGSとして作っていたのは先に書きましたが、
その時は発表されなかったものの、87年にPAULとChris Thomasによって
リミックスされて世に出ることになったわけです。
72年ですから『Red Rose Speedway』の録音時に作られていますね。
当然録音メンバーはPAUL McCARTNEY、Linda McCartney、Denny Laine、
Henry McCullough、Denny Seiwellそして特別にHeather McCartneyも
コーラスで参加していました。
「SAME TIME NEXT YEAR」はちょっと趣が変わったアコーステックなナンバーです。
前曲もそうですけど、プロデュサーにChris Thomasが参加しているので、
アルバム『BACK TO THE EGG』制作時に録音された曲でしょうね。
凄くいい曲なんですけど、『BACK TO THE EGG』にはちょっと合わない曲だったから
収録されなかったのかもしれません。
ですが、この曲が入っていたら私は『BACK TO THE EGG』の印象はもっと良く
なっていたと思うのですが・・・どうでしょうか?
ところでこの曲はもしかしたらコメディドラマの「Same Time, Next Year」に
関係しているのかもしれません・・・タイトルが同じですからね・・・?
すみません情報不足なものでして・・・・
それにしてもこうやってシングル一枚を聴いてみても、

PAULのシングルは相変わらず聴き逃せないですね〜。

アルバムでは聴けなかった曲がシングルで聴けるんですから。
ちなみに今ではCDのボーナストラックで聴けますけど・・・(^^;