WOMEN AND WIVES/PAUL McCARTNEY | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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WOMEN AND WIVES/PAUL McCARTNEY・St. VINCENT
●Side-A
Women and Wives/Paul McCartney
●Side-B
Women and Wives (Reimagined)/St.Vincent
今回ご紹介する「WOMEN AND WIVES」は2020年に発表された『McCartney III』に
収録されていた曲です。
当時はシングル・カットはされていなかったと思うのですが、2022年Record Store Dayで
12inch盤で発売されたものです。
A面は『McCartney III』に収録されていたオリジナル・バージョンで、
B面が2021年発表の『McCartney III Imagined』収録のSt. VINCENTにより
リミックスが収録されています。
アルバム『McCartney III』に収録されていた曲が、どれもよくできていて好評でしたし
チャートアクションも良かったので嬉しかったのですね〜。
年齢による声のかすれは気になりますけど、ここまでの動きをしてくれたことに
感謝しなくてはいけませんね。そんな高評価の『McCartney III』の1曲として入っていた

「WOMEN AND WIVES」ですが、曲調としてはマイナーな雰囲気で、

メロディラインは近年のPAULの作品で聴ける印象的なサウンドなんです。

少なくとも80年代くらいまでには出てこなかったメロディで、長い時代を駆け抜けて来た

PAULでも新しい展開が起こるのだなって驚きました。
個人的にもこの「WOMEN AND WIVES」は アルバムの中でも印象に残る曲でしたので
好きでしたけど、これでPAUL自身の声の出具合が以前と同じようであったのなら
もっとこの曲は広がった感じになったんじゃないかと要らぬ事を考えたりもします。
とは言っても良い曲は良い曲ですから楽しんで聴いていますけどね。
この曲はすこぶる評価が高かったんですが、詳細はわかりませんけどRecord Store Dayで
ソング・オブ・ザ・イヤーになったとかで、その記念盤としてこのレコードが発売された
みたいなんです。PAULもご機嫌だったのではないでしょうか。
さてB面の「WOMEN AND WIVES」の方なんですけど、こちらはSt. VINCENTによる
リ・イマジネーション・ヴァージョンが収録されています。
これは2021年に発表された『McCartney III Imagined』に収録されていた曲で、
このアルバムはいろんなミュージシャンが『McCartney III』の楽曲全てを
カバーやリミックスしたもので、こちらも話題になりましたしヒットもしていました。
St. VINCENTによりPAULのバージョンのリミックなわけですけど、
各楽器の出具合が違っていて、こちらはいろんな音が前に出てきている感じなんです。
加工された響きが印象的なんですけど、それとともにPAULの声もオリジナルよりは
細かく響くようなかんじになっているので少々私は気になってしまいました。
まっ、リミックスはリミックスかなって感じがして、私は全体にオリジナルの方が
すんなりと聴きやすくて好きですけどね・・・(^^;
最後にこの12inch盤は全世界で3000枚のシリアルナンバー入りの限定盤で
生産は今回だけだったということです。ちなみに私が持っている盤のナンバーは
2037/3000となっています。
このレコードは私が知った時には完売状態だったので手に入らなかったんですが
いつもお世話になっている方が見つけてくださって譲ってもらったものなんです。
昔だったら知り合いのレコード店のオーナーさんがこういうのをいち早く知らせて
くださったのでよかったんですけど、今はもう自分では探しようがなくて・・・
気づいた時は時間が経ちすぎてしまっていることばかりですからね・・・・