TIE A YELLOW RIBBON ROUND THE OLE TREE/DAWN | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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TIE A YELLOW RIBBON ROUND THE OLE TREE b/w YOU'RE A LADY/DAWN
日本ではDAWNと言っていますけど、途中からTONY ORLANDO & DAWNになっています。
私も詳しくはないのでDAWNって言っちゃっていましたけど、
メンバーは    Tony Orlando、Telma Hopkins、Joyce Vincentの3人のグループです。
Tony Orlandoは元々スタジオ・シンガーだったそうで、その時に「Candida」を録音して
評判になったためにDAWNでリリースして大ヒットしたわけです。
私なんかは「Knock Three Times」と今回アップした「TIE A YELLOW RIBBON ROUND
THE OLE TREE」くらいしか知らなかったもので、ヒット曲もこの2曲だけだと思ったら
他にも「Candida」「Say, Has Anybody Seen My Sweet Gypsy Rose」「Steppin' Out」
「He Don't Love You (Like I Love You)」と言ったヒット曲があったんです。
一発屋的な感じに思っていた私がとても恥ずかしいです・・・
今回アップした「TIE A YELLOW RIBBON ROUND THE OLE TREE」は73年に発表した
『Tuneweaving 』に収録されていた曲で、B面の「YOU'RE A LADY」も同アルバムに
収録されています。
「TIE A YELLOW RIBBON ROUND THE OLE TREE」ですけど、この曲の内容は
刑務所に入っていた男が家族にもし自分をうけいれてくれるのなら庭の木に
黄色いリボンを結んでいてほしいと手紙を出した伝承を元にしたものです。
日本でもこのテーマで高倉健さん、倍賞千恵子さん、武田鉄矢さん、桃井かおりさんが
出演して映画化されたりして、日本人にも親しまれた曲だと思います。
曲は非常に軽やかで明るく弾んだ曲なので、一度聴いたらポンと耳に入っちゃう
素敵なメロディを持った曲です。
軽やかなバックの演奏にストリングスとコーラスが素晴らしいアレンジになっていて
本当にこんなにシングル向けのポップな曲はないんじゃないのって
思ってしまうくらい親しみやすい名曲だと思います。
間奏のハーモニカのソロも短いですけど素敵ですし、その後テンポがゆっくりになって
また跳ねたサウンドに流れていく所はとても心を揺さぶられるんです。
これだけの名曲ですから、誰もが一度は聴いた事のあると思いますし、
よくCMに使われていているので、ミュージシャンは知らなくても曲をご存知の方は
増えていると思います。
名曲はずっと歌い継がれていくという典型的な曲かもしれませんね。
この曲を聴いていると、気持ちも何だか晴れて心地よくなれますからね・・・
この曲は73年にBillboardで1位に輝き、RIAA公認プラチナディスクに輝いています。
さてB面の「YOU'RE A LADY」ですけど、この曲はガラッとイメージが変わって
なんだか出足からホーンや弦楽器が入って厳かな感じで始まる曲で、
ピアノをバックにTony Orlandoが切々と歌っていくのでA面とのこの差は何?って
思ってしまうんですよね。
こういうなんだかホーンやストリングス、厚みのあるコーラスが入ってくると
本当に背筋をピシッとして聴かなくちゃって思ってしまいそうになりますよ。(^^;
そんなに堅苦しい感じではないですけど、A面の軽やかで弾んだポップな
曲と比べるとかしこまってしまいそうですね。
でも曲は良いので普通に楽しめるとは思います。
まっ、あくまでもA面とはイメージを切り離して聴かないといけないとは思いますが。
この曲は単独でBillboardで70位まで上昇しているので、
このカップリングは日本独自のものだと思います。