DO WHAT YOU WANT,BE WHAT YOU ARE/HALL & OATES | Beatles大好きっ!猫大好きっ!

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DO WHAT YOU WANT,BE WHAT YOU ARE b/w YOU'LL NEVER LEARN/
DARYL HALL & JOHN OATES
DARYL HALL & JOHN OATESといったら70年後半から80年代にかけて
数々のヒット曲を発表し続けてきたデュオなんですけど
そのなかでも「Kiss on My List」「Private Eyes」「Maneater」などの
大ヒットを連続で発表した80年代前半は凄かったです。
ただ個人的に彼らを知ったのは79年のヒット曲「Wait for Me」でした。
その後の映えた楽曲とは違ったストレートさがとても好きでした。
ちょうど「Wait for Me」にはまったのと同時くらいに手に入れたシングルが
アップした「DO WHAT YOU WANT,BE WHAT YOU ARE」でした。
とにかくイントロのギター2本の渋い入りに完全に引き込まれたんですが、
そこからのDARYL HALLの伸びのあるちょっと渋く聴こえるヴォーカルが
めちゃめちゃかっこよくてドハマりしてしまったんです。
もう〜こういうソウルフルなスローなナンバーを作ってしまうんですから
本当にそれまで私が経験したことのないサウンドに衝撃を受けました。
歌メロの渋い雰囲気がとにかく味わいがあって、聴けば聴くほどに味が出る様で、
本当にじわじわと引き込まれてしまって溶けそうになってしまいます。
先ほど書いたようにイントロのギター2本の演奏だけででも魅力的ですけど、
そのバックでじわっと響くベースとドラムのスネアが曲全体をサポートして
引き立てているんですよね〜。これだけでも聴きどころがいっぱいなんです。
ですが、さらにこの曲でのストリングスの入りが絶妙で、オブラートに包む様に
曲の要所でぱっと奥行きを作ってくれるので、聴いていても一瞬その部分の
空気の流れが変わる感じがするんです。
もちろんDARYL HALLのヴォーカルは素晴らしくて、やはりソウルフルな
雰囲気を十分に醸し出しているので、もう〜その魅力に包まれそうですよ。
この曲はアルバム『Bigger Than Both of Us』から第一弾シングルとして
カットされたわけですけど、「Rich Girl」が第二弾シングルだったことに
驚いてしまいました。
ヒット性を考えたら「Rich Girl」なんでしょうけど、
自分たちの当時のスタイルをしっかりと出しているという点からしたら
「DO WHAT YOU WANT,BE WHAT YOU ARE」を第一弾でカットしたのは
正解だったと思います。個人的にもこの曲は大好きで、今でもよく聴いている
シングルなんですよね。DARYL HALL & JOHN OATESの楽曲で一番好きなのは
やはりこの「DO WHAT YOU WANT,BE WHAT YOU ARE」です。(^^
さてB面の「YOU'LL NEVER LEARN」ですけど、「DO WHAT YOU WANT,
BE WHAT YOU ARE」同様二人で共作しているんです。
ですけど曲の趣は違っていて、なんとなくサザン系のロックっぽさを
持っているんです。そこまでロックロックしているわけではなく、
あくまでも彼らのカラーの中でのロックだと思います。
リードヴォーカルをJohn Oatesがとっているという事も雰囲気の違いに
なっているんでしょうね。ここで聴けるJohn Oatesのヴォーカルって
その後のヒットを量産した頃の歌声とはちょっと違っていて渋めなんですよ。
最初聴いた時はJohn Oatesに聴こえなかったんですよね・・・(^^;
そういう意味ではA面とB面とでDARYL HALLとJOHN OATESのカラーが
楽しめていいんじゃないのかって思います。
最後にこのシングルは76年にBillboardで39位まで上昇するヒットと
なっています。今回アップしたシングルは、私が持っている見本盤シングルの
1枚なんですけど、気に入っている楽曲で更に見本盤なので
かなり大切にしている1枚なんです。(^^
https://www.youtube.com/watch?v=2ZHomnfDA9w
https://www.youtube.com/watch?v=Ygj7NhfnHIs