昨晩、何年かぶりに東京でお世話になった先輩と電話で話しました。
学校を卒業して東京本社ですぐ働く様になった時の
直属の上司・・・というのか先輩がその方。
その会社には2年しかいなかったんですけど
その先輩に良くして頂いて、仕事もかなり厳しく教え込まれました。
こちらも必死で仕事を覚えようとはしていましたけど、
毎回自分でなにをやっているのかがわからない感じで過ごしていました。
その頃の仕事はデザイナーではなく宣伝部に在籍していて
広告代理店やデザイナーに仕事を発注、手配をしていたんです。
今とは反対の事をやっていたわけです。
会社の仕事も慣れてきた2年過ぎの頃に何となくこのままでいいのか?
なんてわけのわからないアテもない事を考えていたら
いつも依頼している広告代理店のディレクターさんが突然
「SGTさんはデザイナーになりたいんでしょう?」
「紹介できる所があるから試験うけてみたら」と進められたんです。
実は私の先輩がそのディレクターさんに私の事を相談してくれたんです。
私が今こういうデザイナーの仕事をしているというのは
本当に偶然と言う人との繋がりから成り立っているんだと思います。
もし東京にいかなかったら、もし先輩と会わなかったら、
もしそのディレクターさんと会わなかったら・・・
今のデザイナーとしての私はいなかったわけで・・・
そういうわけでたった2年の間でしたけど、その後もずっと連絡を取り合う
関係で先輩と繋がっている事は本当に私にとって良かったと思っています。
人との関係は本当に大切にしないといけませんね。