天秤座6度では、個人の理想や価値観が具体的な形を持ち、現実の中で影響力を持ち始めました。
思考やアイデアが社会と関わることで結晶化し、プロジェクトや作品として成立していったのです。
天秤座7度では、この結晶化した価値を維持し、守るというテーマに移ります。
理想を形にした後、それを継続し、外部の脅威から守るための姿勢が求められます。
天秤座7度
A woman feeding chickens and protecting them from the hawks.
このシンボルは、弱いものを育てながら、同時に外敵から守ることを示しています。
「ヒヨコ」は、まだ未成熟なアイデアや関係性、あるいは発展途上の価値観を。
「鷹」は、それらを脅かす外部の力や批判を象徴します。
天秤座はバランスや調和を重視するサインですが、この度数では、それを守るための責任感や防御的な姿勢が強調されます。
ただ守るだけではなく、環境に適応しながら成長させる力が試されるのです。
天秤座7度は、「理想の育成と防衛」というテーマを持つ度数。
価値を守るだけではなく、それを社会の中で確立し、次のステージへと進める意識が求められます。
天秤座7度の本質
天秤座の初期度数では、個人が他者と関わることで新しい価値を見出す流れがありました。
6度で理想を形にした後、7度ではそれを維持し、外部の圧力や試練の中で成長させるフェーズに移ります。
これは、受動的な「防御」ではなく、「育てることと守ることが一体となった行動」を意味しています。
天秤座7度に入ると、自分が作ったものや築いた関係性が、社会の流れの中で試される瞬間がやってきます。
たとえば、自分の考えを公の場で発表したとき、賛同する人もいれば批判する人もいるでしょう。
そうした経験を通じて本当に大切なものを見極め、必要なものを守りながら成長させていく力が試されるのが天秤座7度なのです。
天秤座7度の太陽
この度数に太陽を持つ人は、大切なものを育み、守る役割を自然と担うことが多いでしょう。周囲の人々の成長を助けることに喜びを感じ、指導的な立場に立つこともあります。
また、理想を形にするだけで終わらず、それを維持し、よりよい形へと発展させることを重視します。
自分の価値観やビジョンを大切にしながら、周囲の人々と調和を取りつつも、必要な場面ではしっかりと主張することができるでしょう。
天秤座のサビアンシンボル
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