蟹座10度では、内に秘めた可能性を磨き上げることがテーマでした。
まるで完全にはカットされていないダイヤモンドのように、未完成ながらも本質的な価値を持つ自分を認識し、それを成長させていく段階です。
この過程では、自分の才能や資質をどのように育てていくかが鍵となり、個人的な成長に力を注ぐことが求められます。
しかし、磨かれた能力や価値観をどのように社会と結びつけていくのか、それを試す場面が訪れることになります。
蟹座11度
A Clown Making Grimaces.
しかめつらをしたピエロ
このシンボルは、ピエロがしかめっ面をしている姿を描いています。
ピエロは一般的に人を楽しませる存在ですが、この度数では単なる陽気さだけでなく、複雑な感情の表出がテーマになります。
ピエロの役割には、笑いを生み出すだけでなく、時に悲しみや皮肉、戸惑いといった感情を表現する側面もあります。
感情を正直に出すこともあれば、本音とは違う表情を作る場面もあるでしょう。
時には自分の気持ちを隠しながら、人と関わることも必要になります。
自分の感情をどこまで表現すべきか。その調整がこの度数の重要なポイントです。
この度数の本質は、感情を押し込めるのではなく、適切に発散しながら自分らしさを保つことにあります。
特に、ユーモアや表現力を活かして感情を伝えることで、本来の魅力が輝いていくでしょう。
ただそうして周囲に合わせすぎると、気づかないうちに自分の本音を押し殺してしまうこともあります。
自分の感情に素直になりつつ、適切なタイミングや方法で表現することが精神的なバランスを保つ鍵。
感情表現のトレーニングとして、アートや音楽、演劇などを通じて自己を表現することも効果的です。
蟹座は「感情」「共感」「家庭的な安心感」を大切にする星座です。
10度までは、内面的な成長や自分の本質を磨く過程が続いていました。
しかし11度に入ると、その感情をどう社会と関わらせるか。
他者との関係性の中でどのように自分を表現するか。というテーマが出てきます。
ここで登場するピエロは、ただ明るく楽しい存在ではなく、「演じる」「感情をコントロールする」「表向きの顔と本音のズレ」を象徴しています。
蟹座の感受性豊かな性質が、社会的な場でどう調整されるのかを示しているのです。
蟹座11度の太陽
太陽が蟹座11度にある人は、「感情の表現とコントロール」「ユーモアや演技を通じた自己表現」が、自分の生き方やアイデンティティに深く関わります。
感情表現のスタイルを確立することで、人間関係の潤滑油になったり、ユーモアや表現力で場を和ませる力を持つでしょう。しかし、常に「周囲を楽しませる側」に回ると、本音を抑えすぎて疲れてしまうことも。
だからこそ、「どこまで演じ、どこまで素の自分を見せるか」というバランスを取ることが、人生の重要な学びになります。
🌊蟹座のサビアンシンボル🌊
▶「感情」「共感」「家庭」が織りなす心の物語
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