ハリーポッターを久しぶりに観たくなって、プライムビデオでコンプリートパックを買ったら再燃しまして
あの世界観に少しでも触れたくて、みなとみらいのイベントまで出掛けてきました。
普段からは考えられない程のアクティブさを発揮しています
クィディッチをイメージしたツリー
そこで、子供から大人までを夢中にさせる、J・K・ローリングさんの星を読んでみよう。と思い立ちました。
出生時間が不明のため、ハウスが見れません。
太陽、水星は共に獅子座にあって、どちらもノーアスペクト。
正確には、太陽は金星とセミセクスタイル、木星とセミスクエアを形成しています。
どちらもマイナーアスペクトであり、「セミ」がつくため、全くないとは言えないですが、ノーアスペクトに近い影響があると考えられます。
太陽は「自分自身」「自分らしさ」を表す天体であり、これがノーアスペクトであるという事は、方向性に悩む、迷いやすい。という可能性があるのがひとつ。
しかし、どの天体からの影響も受けないという事は、逆に「自分の好きなように生きていける」という事でもあります。
アスペクトしている金星は乙女座。木星は双子座。
どちらもルーラーは水星のため、頭の中で作り上げた物語を「書く」ということで「広めていく」。
書く。というと、乙女座のイメージですが、堅苦しくない文体で綴られた物語なので非常に読み進めやすく、読む側の想像力を掻き立てるような構成などは、双子座の要素を色濃く感じます。
そして、全編を通して「愛」が大きなテーマです。
彼女の描く愛からは「信頼」や「勇気」というキーワードが同時に浮かびますが、これは最終話まで変わりません。
あの膨大な物語において、テーマを決して崩さないということ。
描ききる。という一貫した姿勢や、これらのキーワードの全てにおいて、太陽の獅子座らしさを感じます
水星に至っては、完全なノーアスペクト。
出過ぎるか、引っ込むか。のような作用がありますが、ハリーポッター以前から、数多くの小説を書かれ、また人の作品を読むことにもたくさんの時間を使っていた。
とのことで、ノーアスの水星がよく出ていると思いました。
賢者の石の出版までに、とても苦労をされていたとのこと。乳飲み子を抱えてカフェでお話を書かれていた。というのは存じていましたが、30歳だったそうです。
ちょうど土星回帰。サターンリターンの頃に該当しますので、これが大きな転機となり、彼女の人生を変えていくことになります。
J・K・ローリングさん、実は木星までの個人天体にメジャーアスペクトが少ない。というのが非常に特徴的です。
個人天体には火星と木星にトラインがあるだけで、他は全部マイナーアスペクトなんです。(月は含んでいません)
社会天体を見ていきますと、
土星に対し
・天王星がオポジション
・海王星がトライン
・冥王星がオポジション
天王星に対し
・海王星がセクスタイル
・冥王星とコンジャンクション
海王星に対し
・冥王星がセクスタイル
個人天体にメジャーアスペクトがほぼない状態の中、土星以遠の星同士で、これだけのアスペクトを組んでいます。
これを見るだけでも、人生後半になるほど花開いていく星回りであり、少なくとも太陽期までは苦労の連続だったのでは。と思わせられます。
きっかけとなった1995年の事はまた別の機会にしますが、彼女のように個人天体よりも土星以遠の星同士のアスペクトの方が多い方。というのは、珍しいと思いましたが、あり得ない話ではありません。
その中でもなぜJ・K・ローリングさんが才能に恵まれ、世界的大作家になるに至ったのか。というのは、赤緯を見ていくことで説明がつく気がしました。
・太陽が冥王星とパラレル
・水星が天王星とパラレル
・火星と土星がパラレル
・火星と天王星がコントラパラレル
上記のように、赤緯でのアスペクトの多さ。
それも、太陽、水星、火星という、「自分の思う」「物語を」「書く」という、小説家に必要な3天体が、
土星(忍耐)、天王星(オリジナリティ)、冥王星(極限)の力を持つ天体と、互いに引き合い、または結びつき、外に打ち出すパワーとなっているのです。
赤緯というと、OOB(アウトオブバウンズ)に注目しがちですし、世界的な作家さん。ということで、より天体が強調されているのかな。
と思いましたが、意外とそうではない。というのが、失礼かもしれませんが、率直な感想です。
気軽な気持ちで星読みをはじめたのですが、表面上ではわからないことだらけ。
読み込んでみることで、見えてきた部分がたくさんあって、とても奥深い方だと思いました
みなとみらい楽しかったです〜