お疲れ様です〜!
 
 
本業が忙しく中々ボートイジリが進んでおりませんが、隙間時間&理解ある家族のおかげで少しずつではありますが前進しています。
 
そもそもなんでこんな大掛かりな整備になっているか分析すると、自分の細かすぎる性格もありますがこんな感じ。
 
・ライブスコープ&ウルトラ12インチ導入
・電力足りない問題
・リチウムイオン導入
・どうせならと配線引き直し
 
その他にもブログに書いていない細々とした修理やグレードアップも含めると膨大な時間を要しています。
古いボートなので、最新の装備を乗せようとすると色々と仕様変更になるのは仕方が無い事ですね。
 
配線の引き直し&グレードアップが完了しいよい大詰めかと思いきやまたしても問題発生驚き
 
リチウムイオンバッテリー導入に伴う充電問題。

 

 
鉛バッテリーだったのでオンボートチャージャーで楽々充電が可能でしたが、リチウムは今までのオンボードが使えないオエー
 
今の構成はクランキング用にオプティマイエロー1個、魚探用に15vリチウム1個、エレキ用に36vリチウム1個の計3台という感じ。
 
これを充電しようと思うと、充電器が3台必要になるネガティブ
釣行後、毎回いちいち1個1個充電器繋いで充電とか絶対いやむかつき
一度でも楽を覚えてしまうと、面倒な方法に戻すなんて死んでもゴメンだぜ。
 
 
と、色々考えていたらエヴォテックからオンボードチャージャーが発売されるではありませんかよだれ
発売前にもエヴォルテックジャパンに問い合わせして、色々情報をゲットしていました。
発売が待ち遠しくて、発売とほぼ同時に予約→購入!!
 
いつもお馴染みIさんから今日発売になったよ!!って連絡いただいて購入を決断。
Iさんも買うんですか?って聞いたら「もう買ってます昇天」って言っててレスポンスの速さとイカレ具合にお互い笑いあうw
 
もう僕たちはダメですw 後戻りできない所まで来ています。助けてください魂が抜ける
 
 
で予約販売から1週間くらいで到着よだれよだれよだれ
黒くてカッケェ!!
 
 
このオンボードチャージャーの何が優れているかって、色々な種類のバッテリーが充電出来る事。
 
リチウムはもちろんLifePo4も鉛バッテリーもAGM(オプティマ)もいけるニコニコ
そして36v、15v、12vに対応ってのが最高。
 
エヴォテックの15vを積んでいる場合、専用の充電器でしか充電できない問題があります。
別メーカーで15vリチウム扱っている所も少ないのでサードパーティー製の充電器も皆無。
 
エヴォテックの15vリチウムを積んだ方でオンボードチャージャーが欲しいって人には現状これ一択なのではないでしょうか?
 
3年の保証も付く! 海外メーカーとかだと長期の保証って少ないから流石国内メーカー!
 
 
デメリットは構成に縛りが出来る事ですかね魂が抜ける
 
バンク1は36v専用。 エヴォテックかLifePo4対応
バンク2、バンク3は12vと15vが選択できる。
 
ただ36vのリチウムを積んでいることが前提となるオンボードなので、24vリチウム×1に12v鉛バッテリー×2みたいな構成だと鉛しか充電できない感じです。
バンク1が36v、24v等の切り替えが出来る様でしたらオンボートチャージャーの覇権取れるような気がします。
 
2バンクのモデルもあって、そっちはバンク1が24vでバンク2が12v/15v。
 
あっ…こうゆう仕様にすることで、バッテリー買い替えたくなる欲望を加速させてるな?w
この商売上手めwww
 
充電にかかる時間の遅さもデメリットにはなるけど、自分の使用環境では特に問題にはならないと思われる。
 
 
購入したことをインスタにあげたらMさんから、バッテリーが36vと12vの2つの場合1バンクは繋がなくても問題ない?って質問いただきました。
 
実際にバッテリー2個だけ繋いでみましたが、エラー表示などは無い模様。
試しに繋いでいないバンクの端子にテスターを当ててみると2vちょっと出力されている。
これが問題になるのかどうなのか? 自分では判断できなかったのでエヴォルテックさんへ確認いれました。
 
エヴォルテックさんの回答は「問題なし」との事ニコニコ
 
+-が触れ合わないように絶縁しとけば大丈夫!
3つ全部繋がなくても問題ないような設計になっている!!って事でした。
これで一安心。 バッテリーが36vと12vの方も3バンクでオッケーですねよだれ
 
エヴォルテックさんの対応凄く良くて納得がいく回答をレスポンスよくもらえるので大好きキューン
自社製造してるメーカーはトラブった強いですよね。
保障の長さは自信の証拠かもよだれ
 
Mさん実際にお会いしたことは無いのですが、もし3バンク全部繋がないとダメな仕様なら12vリチウム1つ追加で買う!!って言っててそのイカレ具合(誉め言葉)に思わず笑ってしまいましたw 
こういう方大好きですwww
湖上でお会いしたらよろしくお願いします~ニコニコ
 
 
 
では早速オンボートチャージャーを取り付けていくぅ!!!!
 
 
…ってしたいところですが、自分綺麗好きなのでストレージの汚さに戦慄していました。
 
いや、前に洗剤付けてゴシゴシ洗ったので汚れているって訳ではないのです。
なんか…小汚いw
 
せっかく配線の取り回しをキレイにしてもストレージ小汚いから達成感半減むかつき
 
あとバッテリー乗せている部分の壁が謎にエグレている驚き
バッテリー積降しの時に当てたのかな? 一回じゃこうはならないと思うから、長年の蓄積で削れたのかな?
理由は良く分からないですが、凄く気になるのは事実。
ベース材の木が剥きだしてるし…。
 
 
特段強度に影響する訳ではないし、見てくれを気にしなければ問題ないような場所。
しかも隠れちゃう場所なので別に良いのですが…そうじゃないだろ?
 
見えない場所にこそ魂が宿る昇天
 
 
という訳で早くオンボートチャージャー乗せたい気持ちに後ろ髪引かれながらFRPでの補修スタート!
 
ガラスマットを手でちぎって細かくしておく。
 
ちなみにハサミなどで切ったガラスマットをそのまま貼ると、マットの端の形がそのまま段差になるので、端は手でちぎってボかすようにした方が良いです。
 
ココは強度に関係ない場所なので千切ったガラスマットがベスト。
 
 
ポリエステル樹脂を筆で塗りたくる。
先に塗っておくとガラスマットが張り付いてくれて効率が良い。
 
ガラスマットに樹脂を塗ってから補修か所に貼るパターンもあるけど作業場所が狭いと、垂らしたり手がベタベタになるのでケースバイケースで使い分けましょう。
 
 
ガラスマット貼り付け。
 
こんなんで大丈夫なの??
汚くなる予想しか出来んけど無気力って思うけど大丈夫。
 
私は元エアロメーカーで働いていた(バイト)
少しだけノウハウがある昇天
 
 
マットの上から樹脂を塗って空気を抜くように筆で押しながら作業。
 
厚みを出すために数回マットを継ぎ足して完成。
 
 
気温が低く初期硬化が始まらないのでヒートガンで温めて硬化を促進させました。
一度硬化反応が始まってしまえば温め続けなくても大丈夫。(気温による)
 
硬化時間は硬化剤の量と質、気温によって多少変わりますが、30分ほどで指触出来るくらいの硬度になります。
 
完全硬化には24時間はかかるけど、私が自由に使える時間は限られている。
 
硬化剤多めにして3時間程度で次の作業に移ります。
 
 
ちなみにポリエステル樹脂と硬化剤の割合は通常10:1ですが、この時は気温が低かったこともあり10:3で添加したので案の定、樹脂から煙が出ましたw
 
危険なので良い子のみんなはマネしちゃだめだぞ物申す
最悪火が出るので注意ネガティブ
 
 
続いてトップコート塗装。
リギングストレージ内が劣化して小汚い見た目なので塗装して綺麗にします。
 
使用するのはイソ系のトップコート。
↑使用したのはこれではないです。
 
イソ系、オルソ系の2種類がありますが、簡単に言うとボートなどに使うならイソがおススメ。
対候性、耐熱性がより強いのがイソです。
デメリットはオルソに比べて値段が高い事驚き
 
硬化剤を1%程度添加してよく混ぜたら塗装スタート。
 
白ぼけたストレージ内がガングロ状態に蘇っていきます。
 
もちろん塗る前にはアセトン等で脱脂する事とサンドペーパーでの足付けは必須です。
 
穴塞いだ跡のコーキングは剥がすの面倒だからそのまま塗っちゃう。
だってバッテリートレイで隠れるんだもんオエー
(さっき見えない場所にこそ魂が宿る昇天って言ってなかった??www)
 
 
外装などで表面を磨いてツヤテカにしたいならスプレーガンで吹くのが最適ですが、表面が荒れているストレージ内などは刷毛塗りで十分だと思います。
 
塗ったばかりだとテッカテカで不自然な光沢ですが、硬化すると自然なバスボートストレージによくある"あの"艶になるので大丈夫。
 
リチウムバッテリー側のストレージ完了。
 
 
反対側のオプティマ&オイルタンクのストレージも塗装していくぅ。
 
オイルタンクが乗っていた場所なので、長年の油汚れが蓄積している。
そりゃあ丁寧な脱脂が必要でキッチンペーパー&アセトンを使い切る勢いで拭きあげます。
 
 
足付け、脱脂が終わったら塗装。
ひたすら刷毛塗り。
 
ちなみにトップコートとゲルコートの違いって何?ってよく聞かれるので説明すると、パラフィンが入っているのがトップコート、入ってないのがゲルコート。
それだけ。
 
FRPでよくいうノンパラ、インパラの違いと一緒っす。
 
樹脂は空気に触れていると表面が完全に乾燥せずベタベタのままなので、空気を遮断する必要があります。
そのため最後の仕上げ面にはパラフィン(空気硬化剤)を入れると表面にパラフィンが浮き上がって空気を遮断→完全硬化するって仕組み昇天
 
型にゲルコート塗ってFRP積層して、離型した時ゲルコートが最表面になる場合はゲルコートは空気に触れないのでパラフィンはいらないって感じ…この説明全然分かんないっすねw
バスボートの多くはこの手法で作られているはず。
 
いつも言うけどDIY作業を推奨している訳ではなく、自信や知識、技術が無いなら素直にボート屋さんに依頼するのが吉。
自己責任とは言うけど、他の人に迷惑かける事だけは避けたいですね。
自己責任を履き違えないよう注意が必要。
 
知識として面白いので興味ある人はチャレンジするとイイ事あるかもよだれ
 
まぁFRPは深いし面白いです。
 
 
塗装完了!!
 
 
ガソリンタンクが乗る部分は諸事情により上部分だけ塗装しました。
 
※ガソリンタンク設置場所の底と、船底のつなぎ目にクラックがあり、そこが今後問題となるか検証するため。
※問題となった場合は削ってFRPでの補修となるのでトップコート塗装が邪魔になるので未塗装としました。
  
硬化するとこんな感じの艶感になります。
まぁまぁ馴染むっすよだれ
 
逆光だけど反対側から見るとこんな感じ。
 
とってもいい感じ(自画自賛)
 
 
黒光りしたピカピカのストレージって気持ちがいいっすねニコニコ
 
配線も綺麗にしたしトラブルおきてもすぐ対処できそうで最高。
 
満足度高い。 
ワシは満足じゃ昇天
 
 
FRP補修の材料たちはホムセンのBOXに保管して次の出番まで待機してもらいます。
一応、樹脂には鮮度?があるので使用期限があるけど冷暗所に保管しておけば2年位は持つ印象です。
 
強度とか落ちるかは分かりませんが、出来れば使い切るのがベスト。
でも素人DIYで使い切るとか難しいので自分は気にしない事にしてます。
 

すごく長文で意味わからない事も自覚してますし、色々気持ち悪い感じが出てますが自分はいたって正常です。

むしろこれが平常運航。

 

多分オタクなんでしょうね。

知らないことや、やったことが無い事を見つけるとどうしてもやりたくなっちゃう。

出来る事なら全てを自己完結したい。

 

出来ないなら出来るように知識や技術を身につけて次に生かしたい。

 

そうして生まれるなんだか得体の知れない気持ち悪い人ネガティブ

気持ち悪いは誉め言葉。

でもリアルで言われたら少し凹む魂が抜ける

可愛い女の子に言われたらとっても幸せ。

 

色々やりすぎててどれが本業で自分が何屋なのか分かっていませんがとりあえず元気です。

 

もう桧原湖開幕まで時間がありませんが、ゆっくりボートをいじっている時間が楽しいのでもう少しこの感じを続けようと思います。

 

隠れて吸うタバコが旨いように、時間が無い中でイジるボートは楽しいって事かも。

 

…いや違うなw  もっと時間欲しいわ普通に。

 

 

 

お疲れ様でした~!