
先日行われたライブの動画をアップしました。
"Giant Steps"(J.Coltrane) by Cool 4tet @阿佐ヶ谷マンハッタン。
宮地スグル(ts)
石渡雅裕(p)
上村信(b)
公手徹太郎(ds)
クール・ジャズ系のジャズ・クラシックは勿論、スタンダードを始め、どんな曲でもCoolにお届けするバンド。特に暑苦しくなりがちなコルトレーンの曲は題材として打って付け。メンバーもコンセプトをよく理解して演奏してくれてます。次回の阿佐ヶ谷マンハッタンでの演奏は6/11(水)です。
自分はサックス奏者ですが、元々煩いサックスの音が苦手です(笑)高校生の頃はデスモンドやアート・ペッパーが好きで、その後ショーターが好きになり、その流れでコルトレーンを聴き始めました。最初は訳分からなかったです。更にブレッカーを聴いた時は煩いを通り越して衝撃でしたね(苦笑)で、そういうサックスにハマって行く訳ですが、この歳になってやっぱソフトなサックスの音が好きだな…となって来ました。
ここ最近のNYの若手はコルトレーンの影響下の人が多いと思います。かつてのリーブマンやグロスマン的なアプローチが聞こえてくるけど、自分にとってはある種「懐メロ」的なので正直興味が持てません。アウトフレーズってのはそれを練習すればどのコード・チェンジにも当て嵌められるので、どの曲でも同じアプローチになるので、まぁ、そのうち飽きて来ます。
それよりは、コード進行の中で自由に泳ぎ、たまに変な音遣い(アウト)をするウォーン・マーシュの方が僕にとっては魅力的です。勿論、若手でもこういうアプローチの人は居ますし、興味深いです。ただ、テンポ400の超高速とか、必要以上にビッグトーンだと聴いててしんどくなります。歳だなぁ(笑)
で、自分が聴きたい音楽を演るとこうなっちゃいました。(ピアノ・トリオ等を好きでよく聴きますが、そうなっちゃうと自分のサックスも不必要となるので笑)
Giant Stepsはチャレンジし甲斐のある難曲で、若い頃はほぼほぼ書き譜にしないと演奏出来ませんでしたが、今は曲練習などせずにその場の直感で演奏する様にしています。日によって波は有りますが、毎回違うアプローチになるので楽しいです。更にフレーズの細分化を今練習していて、自由度をもっと上げて行きたいと思っています。これが他の曲にも応用出来れば更に自由になれるのでは…と目論んでいます。
マーク・ターナー等、クール・ジャズから影響を受けて独自のスタイルを築いたミュージシャンも居ます。自分もそれを目指して、新しい独自のスタイルを模索したいです。