維持するってのは難しい。体型の維持は勿論(笑)、生活のルーティンてのはちょっとした事で崩れがち。僕の場合は、ツアーなどで崩れてしまいがち。あと、天敵は二日酔い!

自分のだらけた生活を猛省して、その生活と共にだらけ切った肉体にも嫌気がさし、軽い運動を始めた。(軽くしないと続かないしね。笑) 間も無く1カ月。これがなかなかの効果を生んでいる。特に散歩をしていると様々なアイデアが次々浮かんで来るし、何よりポジティブシンキングになる。散歩しながらでも脳内で運指を考えたりしながらサックスの練習も出来るし、逆にこういう練習の方が為になる。今は散歩中にスタン・ゲッツのフレーズを12Keyで練習するのがマイブーム。

体力もかなり付いて来たし、ここ数日でやっと腹も凹んで来た。30代には簡単に取り戻せた体型も今や散々苦労して少し効果が見える程度。ここでも維持の難しさを体験する。まだまだ始めたばかり。とにかく何が有っても続けなければ!

続けよう!と思う理由として、運動する事で、ここ最近仕事の調子がすこぶる良いのだ。

その要因として、去年の今頃、丁度、20日間ほどのツアーに出掛け、毎日演奏する事で完全に自分に飽きてしまい、東京に戻って演奏内容と練習法を一から見直したのが、一年経ってようやく功を奏し始めた…というのも勿論有るだろうけど、とりわけ瞬発力や閃きという点では運動が役に立っていると思う。長年憧れて来た「真のアドリブ」という演奏内容にかなり近づいたと思う。やはり、瞬発力を求められるジャズって音楽はスポーツだと思う。よって身体を動かさないと勘が鈍る…という事は有るのだと思う。

だから、今演奏が凄く楽しい。無心で、その場で思い付いた事を具象化して行くのは、盛り上げよう!とかそういう雑念も排除したものなので、お客さんにとって果たして楽しいものかどうか全く見当も付かないし、今しがた吹いた事さえ覚えてない…というくらい「型」が無いものだ。これを商品として成立させるのなんて、とても難しい事だと思うのだが、最近、僕のライブに足を運んで下さるお客様は、皆さん凄く上質な音楽愛好家達ばかりな気がする。これはでも、手前味噌かも知れないけど、やり方を変えた事で「面白い」と感じてくれた方々が少なからずいらっしゃると推察出来る。そう思うと音楽に向き合う事に真剣になれるし、生き甲斐も生まれる。

凄く充実した日々を送れているが、これは健康的な生活と身体がその要因になってるに違いない…と今は理解している。ただ、その生活を維持する事が非常に難しい。だから、今の気持ちを忘れないようにする為、これを書いたんだけどね。来月あたり、これ書いたことも忘れ、運動もせず、トドの様にソファで寝っ転がってこの記事読んでる…ってな事など有りませんように!(笑)