4日(水)結果
41回乗務 営収 58,930円
最近どうもコースが変わりつつある。
自分の中に逡巡があって・・・
(1) 客単価は低いが、行けば拾える。
回数をやれるので、粘れば確実に数字が作れる。
(2) 客単価は高い可能性があるが、自分にはその場所に
確証がもてない。
でも、今後道を覚えるためにも、行きたい・・・。
借金さえなければいくらでも勝負をかける。
でもどうしても月に確実な金額が必要な以上、(1)を選択
してしまう。
ところが、当然借金を多く返したい・・・となると(2)を励行
しないと先がないのである。
しかし、タクドラのシフトは月12~13回の出番が限界。
・・・となると週3回・・・。
まだ初心者の自分には各曜日は数回しか経験してない・・・
といよりできないのである。
・・・ということで、この日は結局 (1)を選択。
さらにこの日からは休憩に変化が起こりました。
数日前にちょいと大きめの事故を起こした人がいるので
会社として休憩に対して神経質になり始めた。
・・・となると、真っ先に対象になったのは、日に30分程度しか
休憩をとらず、400キロ走る自分が、即対象になった。
なので、今度からは・・・と試験的に自宅に帰って昼・夜食事を
摂ることにした。
お金も浮くしね。
そして、この日の二度目の食事・・・夕飯を食べて走り始めすぐ。
都電の某駅傍で手があがる。
「上野まで」
車中、今のタクドラの現状やら、深夜の空車の山の話などを
した。
私 「・・・御徒町なんかのあの空車の山を見ると、とてもあんな所に
並ぶ気もしないので自分はすぐ流しに行っちゃうんです。もししたら
ロングを引けるかもしれないけれど、そのギャンブルをする気は
ないですねぇ」
すると、そのお客様は・・・「そうかぁ。タクシードライバーも大変
なんだねぇ。じゃあ俺、帰り確実にタクシー使うから呼んであげるよ!
君、気に入ったから。
しかも、女の子も送ってほしいから・・・千葉だから1万円は
超えるぞ!儲けになるだろ??」
私 「ぜひ!!」
降り際、電話番号の交換をして、24時半ころに電話をくださる約束を
して別れた。
はて・・・迷った。こんな経験は初めてである。
今21時。
24時半に上野で約束となるとこの後をどう動くか・・・。
それに疑うとかじゃなくて、飲んで酔ってしまって忘れて
連絡がこない・・・ということもありうる。
かといって、これで遠方に行って、本当に連絡があって
行けないとこれもバカな話である。
そうあれこれ迷っている間に細かい仕事でたいして稼げずに
24時になった。
24時半・・・電話は鳴らない・・・45分・・・鳴らない。
失礼かとも思ったがこっちから電話をしてみる。
・・・出ない。
25時・・・鳴らない。
もう一度こっちからしてみるが出ない。
やはりそんなに甘い話はないかぁ・・・。
たまたま自分が電話を待っていた場所が付け待ちの近く
だったのと、その反対車線にウチの社のベテランの方がいたので、
その話をすると。
「まぁ酔っぱらったらアテにならないからなぁ・・・そこに付け待ち
しながら待ってれば??時間の無駄にもならないし」
と言われ、並んだ。
結局連絡は無く、しかも回転よく順番が廻ってきて乗せた。
「池袋」
途中もどうも気になっていた。
長年営業をしていろいろな人と接した自分だ。
だからこそ気になった。
ウソをつくような方には感じなかった。
酔って忘れたかな・・・。
池袋で降車させ、何処にいくか迷う。
稼ぐなら、ここからなら新宿・渋谷・青山方面だ。
でもどうしても気になる。
なので春日通りを湯島方面に走らす。
すると途中で 「本郷三丁目」行きのお客様を拾う。
これをキッカケに上野方面に戻る。
時間は25時半・・・。
流しても拾えず、浅草に行ってみる・・・。
誰もいない・・・。
26時になったそのとき・・・携帯が鳴った!!!!
女性の明るい声で 「来て!!」
ん!!??
どうも、約束のお客様は寝てしまってたらしい。
それでも約束を忘れずに連絡をくれた方だ。
しかも、自分がドライバーになって初めての「自分」の
お客様。前職の接客経験が活きたのかもしれない。
お茶とコーヒーを用意して迎えに。
女性と一緒に乗車してお客様は 「なっ!!約束は守ったろ!!
頼むね。」
明るく 「ハイ!!ありがとうございます!!」
と応え、車を走らせる。
先に、お客様をお送りして、降車して挨拶をする。
次に女性をお送り、千葉に向かう。
ロングの車中、会話したが、明るくかわいらしい方でした。
そんなに乗車経験があるわけではないが、上野の水商売の
女性は丁寧な方が多い。ドライバーへの道の指示も慣れていて
的確だし。会話も弾むことが多い。
その女性に言われた。 「○○さん、言ってたの。今日いいタクシー
ドライバーに会った。今日はそれに乗っていくからって」
すごく嬉しかった。この業界に入って良かったって感じた瞬間
でもある。
女性をお送りして、帰りにもう一組、ミドルのお客様を拾い、
この日は終えた。
翌日、お礼の電話を入れると、
「君の電話番号登録しとくよ!!また頼むよ!!」
「ぜひ宜しく願います!!」
とにかくこれからも頑張ろう。
叱られる事も多いが、楽しいと思える仕事に出会えた。
いけるとこまで行こう。