ジローです。
その店、Monkey Bar は確かに入り口に猿の絵が描かれていた。
で、中は薄暗くてカウンターと、高いテーブルとイスが配置されていて
だいたい男がビールかなんか飲んで、隣で女がしなだれてる...。
トシさんは、ママさんに、「彼、ヨロシク...」と言って帰ってしまった。
私の隣の女性は、22歳と言っていた。
髪の毛が長くて、目が大きくて妙にエキゾチックな印象で、ハッキリ
言って、Queen Beeの子の何倍も魅力的だったし、英語もうまい。
女性は専用の飲み物があって、やたらそれを飲む。
「もう一杯いい?」と聞かれたので、「どうぞ...」と返すと、キスしてくれた。
彼女の胸が私の上腕部に当っているのだが、感触からしてノーブラ。
もう、これ、ハッキリ言って大変です。
何気ない振りして服の上から胸を触ると、その手を取って洋服の
胸の隙間から押し込み、直接、マシュマロのような胸に触らせてくれた。
確か、トシさん言ってたよな...、「連れ出せるからさ...」って。
「ねえ、ホテル行く?」と聞くと、いきなりズボンの上からそこを撫でながら
「もちろん行くよ...」
「その、あの、料金っていくらくらい...?」と聞くと、「100ドル」とキッパリ。
ホテル代が30ドル、あなたのビール代と、店に女性の飲み物代5杯分。
む、む、無理だ...、金がない...。![]()
こういうところは、安いと勝手に考えていた。
(実際、その後、住むようなってから行ったら、もっと安かった)
どうしよう...?
彼女はズボンのチャックをこじ開けて、直接触ってきて、「行こうよ、ねぇ...」![]()
は、は、は、もう、どうにでもなれ...!
とは言いつつも無いものは無い。
泣く泣く、ゴメン、今日はお金ないから明日又来る...と嘘をついた。
すると、彼女はしらけたように手を引っこ抜いた。
で、しばらく飲んでお触りしながら、話をしてると、実は、私は田舎から
独りでサイゴンに出てきて、親の面倒や、弟や妹の学費を稼ぐ為に
こういうところで働いてるのよ...っなんて話をしてきた。
なるほど、何となく納得した。
トシさんが出て行く前に確か、「同情話に気をつけろ...」って言ってたし
ゲンさんも、Queen Bee の女の子の"私が世界で一番哀しい"話には
参った...、と言ってたよな。
まあ、その時は、又、ベトナムに来るかどうか分からなかったし
とにかく、な~んか損した気分で、もう1杯くらいどこかで飲みたかったのだが
女の子がチップ、チップって煩かったので、お金もなく歩いてホテルまで帰った。
うん、明日...、明日...。
最後のベトナム、楽しもう...、と言い聞かせ寝たのだった。
