King Tone Guitar Blues Power (BP)



V1.7 と V2

見た目は断然V1.7

サウンドメイクは断然V2



サイトdipスイッチを

この設定にするとほぼほぼ同じ音に。


バンドで鳴らしたときにV2は音抜けが良く、僅かにV1.7の方が柔らかい感じで音に絡む倍音や歪みが気持ち良く立体感が僅かに優ってる感はあって、3ピースとか静かめなバンドだとV1.7の方を好む人は多いかも。


V2はどちらもいけるけど、見た目がなぁと…。まぁ演奏中にペダルのデザインを気にすることはないんですけどね。


V2はdipスイッチで図太く腰のある音も作れるのは強み。




BPはフルレンジと説明文にあるがSD-1やTS程ではないにせよ、不要なハイとローは抑えられて、いわゆるギターの美味しい範囲をギターのフルレンジと捉えているのかも知れない。


ロー側は250Hz以下はカットされている印象で、後段に繋ぐと100Hzあたりの刻みのズンズン感は出ないため後段よりは前段かメイン向きな印象。




King Tone Guitarは他のブティック系と違って個体差が少なく品質が高い。


値段も高いが同価格帯なら品質は他を上回っていると思う。




色々買って思うのは、ほとんどのブティック系は使うパーツ類はこだわってるが、組んだ後のチェックは音がちゃんと出れば良し程度の検査しかしていないと思う。


その結果、ハズレのパーツがあって本来狙った音が出なくともそのまま出荷しているのだと思う。


私みたいに同じペダルを3-10個買ったり、知人と比較しない限り分からないことなんだけど、プロが使えば売れる法則に重きを置いて案件だけは力を入れている様子。


比較的、手に入れやすいものではやはりBOSSの技シリーズ、Xoticあたりは個体差が少ない方だと思います。


複数買ってはいないけど、StudioDaydreamの製品は価格破壊レベルでクオリティ高いと思います。



結局のところ好みの音が出れば良いので当たり外れとか何々系というのは、どうでも良いのかも知れませんし、人気製品ならリセールバリューも良いので買い方によっては損もしないんですが、3万以上のペダルが凡庸な音だったりノイズが多かったり、スイッチングノイズの処理が出来てないとかなると残念といいますが、客を舐めてるとしか思えないです。




歪みはアンプで十分とはいえ、ビルダーのこだわりが感じられるペダルは買って応援したいと思います。


また色々と使って気づいたことがあれば追記します。













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