月々日々に――池田先生の折々の言葉2024年6月26日
苦しむ人、悩める友の幸福のために
行動する――この根本の一点を抜きに
して宗教の生命はない。
※『指導選集』(中)を基にしています。
名字の言 サグラダ・ファミリアの建設に生涯を懸けたガウディ2024年6月26日
スペインのバルセロナにある世界遺産「サグラダ・ファミリア聖堂」が、ついに完成すると報道された。1882年に着工し、完成予定は2026年。この年は同聖堂の建設に生涯を懸けたガウディの没後100年に当たる▼“あれは未完成のままなのでは”と思うほどの工期の長さである。だが本来、建造物は完成させるのが前提。ガウディは、ファサード(建物の正面から見た外観)から造り始めた。それは建設関係者によれば“ここが出来上がっていれば、後に続く人たちが「自分たちは何をすべきか」が分かるから”だという▼「偉業」とは、往々にして幾世代にわたって築かれるものである。たとえ一代で完成しなくとも、核となる魂、精神を継承する者たちによって結実を見る。それこそが偉業というにふさわしいのではないか▼池田先生は若き日、恩師・戸田先生から言われた。「牧口先生は、創価教育の学校の建設を私に託された。しかし、私の代でできなければ、大作、その時は頼むぞ」と。池田先生は「最後の事業は教育」と定め、先師、恩師の悲願を実現した▼師弟の精神が脈打つ創価の潮流――その「流れ」を、さらに深く長く大いなるものに発展させることが、後継者の使命である。(代)
寸鉄2024年6月26日
学会は人類の課題へ一貫
して挑戦―博士。共生の
未来を創る使命は大きく
◇
「風大なれば波大なり」
苦難も信心で人間革命の
好機に。勇気凜々と前へ
(新1226・全909)
◇
変毒為薬の法門を、身を
もって読んでいくのだ―
牧口先生。共に勝利の舞
◇
国連憲章の調印記念日。
我ら人民は常に平和を希
求。不戦への誓い新たに
◇
SNSで中傷等、深刻と。
ネットの先に生身の人間
がいる事を忘れず―識者