月々日々に――池田先生の折々の言葉2024年6月25日
無事故は即、勝利である。油断しない
ことが、事故を起こさない根本だ。
「深き用心」を忘れてはいけない。
※2011年8月10日付聖教新聞「御書とともに」を基にしています。
名字の言 仕事と介護の両立に挑む「ビジネスケアラー」2024年6月25日
「ビジネスケアラー」をご存じだろうか。働きながら親などの介護をする人を指し、超高齢社会の日本で増加傾向にある▼経済産業省によると、2020年時点での家族介護者は約678万人。その数は30年まで増え続け、うち約4割がビジネスケアラーで、約318万人に上ると予測されている。仕事と介護の両立に挑むが、“同僚に迷惑がかかる”“介護に専念したい”と、離職する人も少なくない。社会との関係が薄れて孤立し、家族と共倒れしてしまう恐れもある▼福岡のある男子部員は昨年、若年性認知症の母との二人暮らしを開始。働きながらの介護は壮絶で、何度も離職が頭をよぎったが、地域の同志の励ましに救われた。介護従事者を紹介してもらい、助言を受けることもできた。彼は言う。「自分は一人じゃないんだ、と教えてもらいました。今後は僕が誰かの力になりたい」▼御書には、苦しい状況にある人も「助ける者が強ければ倒れない」(新1940・全1468、通解)と。善き友の支えがあれば、人は強くなれる。試練に負けない自分になれる▼めまぐるしい変化の時代だからこそ、人と人、心と心を結ぶ連帯を広げたい。地道な草の根の活動が、社会を支え、命を守る礎となる。(剣)
寸鉄2024年6月25日
代の乱れたるにこそ聖人
・愚人は顕れ候え―御書。
時代を照らす太陽の仏法
(新1493・全1095)
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幸福城部の日。わが団地
こそ誓願の天地。心広く
協調と貢献の範と輝こう
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学会の強さは、最前線か
ら盛り上がる力に―戸田
先生。本舞台は地区なり
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本当の祈りは行動しなが
らする祈りなのだ―文豪
そこに智慧が湧き、劇も
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梅雨時期は寒暖差や気圧
変化で体調崩しやすく。
聡明な生活で疲れためず