〈御書の旭光を〉56 “覚悟の信心”に一人立て

2021年10月7日
 

〈御文〉
 ただ一えんにおもい切れ・よからんは不思議わるからんは一定とをもへ(聖人御難事、1190ページ)
 

〈通解〉
 ただいちずに思い切りなさい。良いことがあるのは不思議であり、悪いことがあるのが当然と考えなさい。
 

〈池田先生が贈る指針〉
 滅不滅の大慈悲を現ずる御本仏は、最も尊く深く強い信念の極致を教えられた。それが信心だ。
 わが生命は妙法の当体なり、我らの誓願は広宣流布なりと思い切れば、恐れるものはない。難局を突破できる無窮の力と智慧が湧いてくるのだ。「必ず勝つと腹を決めよ。そして断じて勝て!」とは、恩師が示した勝利の真髄である。