〈御書の旭光を〉54 功徳満開の人生を共々に

【御文】

 我が身は藤のごとくなれども法華経の松にかかりて妙覚の山にものぼりなん、一乗の羽をたのみて寂光の空をもかけりぬべし(盂蘭盆御書、1430ページ)

 

【通解】

 わが身は藤のようであるが、法華経という松の木に懸かれば妙覚の山にも登るであろう。一乗(妙法)の羽をたのんで寂光の空をもかけるであろう。

 

【池田先生が贈る指針】

 人は生老病死の坂を幾つも越えねばならない。妙法と共に、御本仏と共に生命の旅を歩めることが、いかに素晴らしいか。どんな労苦も転じ、常楽我浄の境涯を必ず開ける。絶対の安心と希望の軌道である。
 不退の信心で、家族も眷属も友人も、妙覚の山へ、寂光の空へ導いていけるのだ。功徳満開の人生を共々に!