月々日々に――池田先生の折々の言葉2024年6月19日

いつのだいも、せいねんとはへんかくしゃみょうだ。
ぎゃっきょうのうなみながされることなく、
たくましくかえそこぢからが青年にはある。

※『わが「共戦の友」 各部の皆さんに贈る』を基にしています。

名字の言 “心の音”に耳をませて2024年6月19日

 アメリカ創価大学でのある日の授業。出された課題は「好きな場所にすわって目をじ、少しのあいだまわりのおとを感じること」だった。これはかんきょうの中で音を風景としてとらえる「サウンドスケープ(音風景)」の実験。課題を終えた学生は「こんなに多くの音にかこまれているとは知らなかった」と語っていた▼私たちの耳にはだんからさまざまな音が入ってくるが、日々の生活であまり意識することはない。だが意識を向けると、確かに聞こえていることが分かる▼例えば人みの中で会話する時。周囲の音で聞きづらくても“目の前の人の話が聞きたい”と思って集中すれば、その声を聞き分けることができる。これは私たちののうが音をせいし、必要な音だけをちゅうしゅつするからだ▼きょうに登場する「かんおんさつ」。“世の音を観ずる”と書くように、世の中のあらゆる音、人々のなやみの声を聞き、あいつつんでいく菩薩である。仏法では、そうした働きは私たちの生命にもそなわっていると説く▼人それぞれ、声には心のみょうな変化があらわれる。声にならない声もあるだろう。目の前の友の声に意識を向け、耳をませる。おうていの思いをくみ取り、っていく――そうした“心の音”へのかんじゅせい豊かな人でありたい。(端)

寸鉄2024年6月19日

しんこうは生活でありかんねん
ゆうではない―戸田先生
仏法は「そうぞう」のてつ
     ◇
愛知県女性部の日。けんるい
の太陽は心強くほがらか!
はずむ声で地域にぶつえん拡大
     ◇
ときいっすることなくぜん
として行け―哲人ニーチェ。さあ
上半期の総仕上げへゆうやく
     ◇
各地で真夏日。水分・塩分
きゅう忘れずねっちゅうしょうふせげ。
体調管理にくれぐれりゅう
     ◇
子育てさくおおはば強化へ
とっこう開いた公明―教授
若者の声を聞きさらに加速