6月16日は、任用試験の受験日です。全員合格をご祈念させてもらいました。頑張って下さい。

〈四季の輝き――池田先生の心〉 御書研さんに挑む友へ 富士のごとく偉大な境涯に

2024年6月9日

 【写真説明】窓の外に目を向けると、白雪をまとった富士が輝いていた。1997年(平成9年)5月、池田大作先生は成田から中国・上海へ。その機中、シャッターを切った。
 いかなる烈風にあっても、富士のごとく悠然と、自らの決めた道を貫く人生は美しい。その胸中には、確固たる哲学が光る。
 16日は教学部任用試験(仏法入門)。受験者も、その友を支える同志も、皆が偉大な幸福博士。日蓮大聖人の最高峰の生命哲学を学び、揺るがぬ幸の基盤を築こう。
 

池田先生の言葉

 御書は、
 人類の未来を開く智慧の宝庫です。
 戦争や暴力、差別や環境破壊といった、
 世界が直面する課題も突き詰めれば、
 人間自身、
 そして生命の問題に帰着する。
 大聖人の仏法は、
 その根本に光を当て、
 真の平和と共生の文明を創造しゆく
 英知を明かしているのです。
  
 少しずつでいい。
 また、初めはよくわからなくてもいい。
 御書に挑戦していくことです。
 一つ一つ生命に刻んでいくことです。
 その積み重ねが、
 自分の心に「哲学の柱」をつくる。
 心に「柱」のある人は、
 揺れ動く変化のなかでも揺るがない。
 どこまでも幸福になるための教学です。
 人をも幸福にするための仏道修行です。
  
 御書を学ぶことは、
 大聖人の御精神にふれることである。
 御本仏より、広宣流布の御指南を仰ぎ、
 最大の励ましをいただくことでもある。
 その御書に仰せのとおりに
 行動してこそ、
 初めて、教学を学んだことになる。
 いわば「実践の教学」なくして、
 仏法の研鑽はない。
 また、そこに、無限の勇気が湧き、
 最高の力を発揮することができるのだ。
  
 広布のために生きぬく人生ほど、
 崇高なものはない。
 学会とともに、
 広宣流布へと進んでいくならば、
 富士のような、大王のような
 偉大な境涯を築くことができる。
 不動の幸福、
 不動の勝利が約束されている。
 生々世々にわたり、
 生命の大長者として、
 輝いていくことができるのである。

 ※池田先生の言葉は順に、『御書と青年』、2・3番目は指導選集〈中〉『人間革命の実践』、『池田大作全集』第99巻から。