月々日々に――池田先生の折々の言葉2024年6月7日
粘り強く発し続ける青年の声、民衆の声、
連帯の声にこそ、世界を変える力がある。
「声は力」である。「声は光」である。
※聖教新聞2019年2月4日付「随筆『人間革命』光あれ」を基にしています。
名字の言 不運は不幸?2024年6月7日
実業家の松下幸之助氏が、池田先生と対談した時のこと。先生が“これまでの半生で最も苦労した体験をお話しください”と請うと、氏は“この種の質問が一番答えづらい”と返した▼その理由を氏が続けた。「他人からみて苦闘と思われることはあっても、自分ではそのなかに常に喜びというか希望が輝いており、そのため苦労という感じがなかったのかもしれません」。未来を見据え、目的を持って生きる人には、苦労は忌避するものではなく、喜びや希望と不可分なのかもしれない▼ある壮年部員は数冊の古いノートを宝にしている。高校時代、彼は利き腕を骨折し、字が書けない時期があった。その際、級友全員が輪番で授業での板書を彼の分も書き写した。その時のノートである▼当初は自分の運の悪さを恨んだが、授業ごとに筆跡が違うページを見ては、皆の真心に感謝の思いが湧いたという。今も級友らとは交友があるとのこと。彼は述懐する。「あの体験は不運ではあったが、不幸ではなかった。結果的に得たものの方が大きかったからね」▼人生には不運に見舞われる時もある。だが、未来まで続くとは限らない。それを“不幸”と嘆くか、“幸福”への転換点とするかは、自分の一念次第である。(白)
寸鉄2024年6月7日
高等部の結成から60年。
平和の世紀担う未来の宝
学びに学び使命の大空へ
◇
信心の世界は全ての経験
が生きてくる―戸田先生
広布の労苦に無駄はなし
◇
ほめられぬれば我が身の
損ずるをもかえりみず―
御書。励ましは前進の力
(新1791・全1360)
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扇風機やエアコンの火災
増える時季。多くは経年
劣化が因と。事前に点検
◇
若者中心にイヤホン難聴
が増加。大音量・長時間
使用は危険。賢く利用を