〈きょうの発心〉 妙一尼御前御消息 大阪学園総県副総県長 伊藤道男2024年5月15日
御文
法華経を信ずる人は冬のごとし。冬は必ず春となる。(妙一尼御前御消息、新1696・全1253)
通解
法華経を信じる人は冬のようなものである。冬は必ず春となる。
信心の労苦が全て財産に!
厳しい冬も暖かい春を迎えるように、信心を貫く人は、必ず勝利するとの御文です。
1969年(昭和44年)2月、池田先生と関西男子部の記念撮影に参加。“師匠と同じ決意で広布に汗を流していこう”と、誓ったことが原点です。
当時、20歳だった私は、前年に転職で名古屋から大阪に移ったばかり。慣れない土地で悪戦苦闘の連続でした。
厳しい現実の壁にぶつかることもありましたが、この一節を拝し、“何があっても信心根本に社会で実証を”と奮起。全力で仕事に取り組み続ける中で、職場での信頼が広がり、大きな責任を任せられるまでになりました。
どんなに多忙でも、一歩も引くことなく学会活動にも挑戦。創価の誇りを胸に、走り抜いてきました。信心の労苦が、全てかけがえのない財産になっています。先生は「大阪 枚方広宣流布」「大城 交野常勝山」と揮毫し、大阪学園総県に贈られました。報恩感謝の心を忘れず、師弟不二の道を歩んでまいります。